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冥王星 火星 オポジション から 火星 が 蟹座へ 2025年

1月6日、逆行をしている火星が蟹座に戻ります。そして、2月24日に火星は蟹座で逆行を終了します。
その後、順行に転じて4月18日に獅子座に移動するまで蟹座に滞在します。

この火星は、獅子座から逆行をしていて、この火星の逆行期間を含めて、蟹座と獅子座に長い間滞在することになります。
今回の火星の移動で注目しているのでは、冥王星の移動のタイミングと重なる部分があることです。
この火星の逆行についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/82985

前回は、順行している火星と冥王星がオポジションになったのは2024年11月3日です。
このときの大きなニュースといえば、11月5日に米国の大統領選挙があり、トランプ氏の圧倒的な勝利となりました。
(少し、テーマと違ってくるのですが、トランプ氏は火星のパワーのある方だと思います)
また、このあと4月末にも火星と冥王星が向かい合う配置になります。


今回は、1月3日には、逆行で蟹座に移動する直前の獅子座の火星が、水瓶座の冥王星と向かい合う配置になります。
自分が否定されるなら、決死の思いで主張をする火星が、火花をちらすようなきっかけになっていく配置です。
前後の許容範囲(オーブ)を3度としても年末12月30日から1月11日くらいまでは、一触即発のような配置です。
また、火星が順行に戻る前後数日の2月20日から28日くらいも要注意です。

過去の記事に書いたことですが、再掲します。

特に逆行開始と終了の前後3日くらいは、火星が止まっています。
火星は戦いの星。
どういう風に自分のパワーを押し出していくのかの見直しです。
特に火星が逆行へ、あるいは逆行から順行に移ろうとするときに、パワーの転換点となるので注意が必要です。
この時がもっとも影響が大きいので、時間と心に余裕をもって計画をしておきましょう。
イライラしたり、衝動的に動き出したりしがちです。
一方、火星がよくわからない、という方のなかには、トラブルというカタチでやってくることもあるでしょう。
また、火星の逆行中は、普段はコントロールされている攻撃性や欲望が、コントロールできなくなってくることもあります。
社会情勢が不安ですね、もあるのですが、個人としては、「○○しすぎ」(例えば飲みすぎ、買い物しすぎ、遊び過ぎ、仕事しすぎ)は気をつけて。
冥王星から受ける圧力に対して、内側向きに戦おうとする蟹座と、外向きに戦いをうってでる獅子座の違いはありますが、ともに冥王星とのオポジションとなる時期があります。
これは、火星のパワーを押し出す力が抑圧され、意図する方向以外に飛び出す事も読めますので、がまんしないことも大事です。
ギリギリのところはさける、なんだか危ないなと思ったらやめておくなどの工夫を。
また、時間やスケジュールに余裕をもっておきましょう。
今回の冥王星とのオポジションは、サインの最終度数、あるいは最初の度数で起こるので、その時代を象徴とするような事もあると思います。

今回1月3日のオポジションの東京でのホロスコープです。

2ハウス手前の火星と冥王星が向かい合っており、天頂にある海王星がそれを調停しています。
直接は知らない誰かのために気持ちを寄せ合うことが、この一触即発のような場面を、大きなことにならないようにしている、と読みたいです。
しかし、1ハウスという目立つところに火星があり、また天頂に海王星があるという配置は、ちょっと安心できないところなので、やはり注意が必要な時期だと思います。

また、この時期の火星は赤緯で遠いところにあり、とても圧力をもっています。
魚座の土星、海王星とともに、民族やあるいは地球全体といった大きな集団のために行動を起こしていく流れもありそうです。
個人としてもムードに流されて衝動的にならないことが大事だと思います。


一方、火星が蟹座にある時期はむしろ、落ち着いていくと思います。
一般的に蟹座の火星は品位が良くないとされ、さらに逆行をしていると、それだけでは身内でのケンカだとか、足の引っ張り合いという事が読めます。
しかし、この時期、魚座には海王星、土星があり、この蟹座とトラインです。
すると、ナニかに煽られるような気持ちや、イライラする気持ちから「まあ、そんなこともあるか」「お互い様だしな」と少し落ち着いていくと思います。

なので、ちょっと忙しすぎたかな、という方は、蟹座に火星のある時期特には、積極的にお休みすることをおすすめです。
火のサイン(牡羊座、獅子座、射手座)に太陽や月、アセンダントというところがある方は、特にお休み、あるいは、できるだけゆっくりすごす、前へでていかない、という事も心がけてください。

また、順行に戻ってからは、天王星も順行に戻っており、お休みとまではいかなくても、落ち着いてモノゴトをすすめることができると思います。

蟹座に火星があるのは、1月6日から4月16日までです。
そのうち、蟹座での逆行は、1月6日から2月24日までです。

前回この場所に火星があったのは2024年9月から11月上旬です。
特に火星が逆行しているときは、そのときの「ぶり返し」があるかもしれません。
あるいは、思い出を懐かしく思う気持ちがあったり、自分の霊的な根っこに関する記憶が立ち上がったりすることもあるでしょう。
「家っていいもんだよね」「日本っていい国だよね」という情報がネットに飛び交うことも読めます。


月が金星と土星に近づいていきます。
日の入り後の西の空が美しいです。
ちょっと息抜きをしませんか?

(国立天文台から → https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/01-topics02.html )

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*この記事を書いた人について
 辰巳(たつみ)
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