うかがったときは、お正月の準備をしていましたので、
普段と違うようすでした。
ご挨拶します。
軍神、いくさの神様、だということだったので、
以前は、なんだかちょっと苦手だったのですが、
この力強さは、敵に対する態度ではないと感じました。
むしろ自分に対するもの、自信にも似たものじゃないかな、と。
自分のなかから、湧いてくるような力。
それが、たまたま相手が感じると、
戦に勝つという結果がついてくるだけじゃないか、と。
そして、こちらの本殿のうしろにも、大きな木が。ご神木です。
光がさしこんできています。
足元は砂地です。
ここはその昔、海が近い場所だったと感じました。
振り返ると、実際の距離以上に遠くに本殿がみえます。
大きな時間を感じます。
本殿より、さらにパワーを感じることができます。
でも、ここは「装置」のような感じです。
ご神体は、ここにない。
あとから、考えるとこの奥にある要石を
拝してる気がしました。
要石としても、なんだろな、これ。
原始のなにか、に近い、荒々しくて、わかりやすいのだけど
現代にはなかなか、であえないタイプのモノ。