多賀大社は「延喜式」のなかにもある滋賀第一の大社です。
地元の方は「お多賀さん」とお呼びして崇敬されているそうです。
うかがったときはちょうどお祭りで、チラッとお馬さんと御神輿の後ろ姿を見せていただきました。
お馬さんと御神輿を追いかけていきたいところですが、お参りいたします。
鳥居
鳥居の向こう側、門前町のお店にはおしゃもじがあります。
奈良時代、元正天皇がご病気の際、治癒を祈願し、強飯(こわめし)を炊いて、神木でつくった杓子を添えて献上したところ、たちまち病気が治った、という由来があり縁起物となっているそうです。
名前から想像できるように、豊臣秀吉公がお母様の病気平癒の祈願で寄進されたそうです。
こういった橋はたいがい、ご神橋で神様、あるいは御神輿だけが渡れるものです。
太鼓橋でもあるんだろうな。
でも、ここでは参拝者も渡れるようなので、とても急勾配なのですが、ここは渡っておかないといけません(笑
かなり、急勾配です。御神輿、これを渡るんだ、すごい。
橋のちょうど、もっとも高いところです。
こちらは、拝殿にむかって右側をみたところ。
見えるようにもちろん、わざわざ、この橋を選ばなくてもよいです。
渡ったところに見えるお社は、愛宕神社と秋葉神社です。
橋の下はちゃんと車戸川が流れていて、ここで禊ぎをして神様のいらっしゃるところに参るのだな、という気持ちになります。
車戸川は、門前町との間を流れています。
天満神社は、天神様、菅原道真公のお社。
入り口に学業成就の天神様がおられるのは、ちょっと違和感があります。
天神様なので、ご利益として学業成就もありますが、右側に火防(ひぶせ)の秋葉神社と愛宕神社があるので雷による火災を防ぐ神様としてのお働きがあるのだと思います。
これも橋のもっとも高いところからみたところです。
正面には御神門
実際、橋を登るより下る方が怖かったです。
2020年の新型コロナウィルス感染症の流行から手水のひしゃくがなくなったり、手水そのものがない時期があって、そのなかから、こうして手水に花を浮かべる花手水が、あちこちの寺社で始まりました。
もとの手水のカタチには戻っていないのですが、これはこれで良いことになったなあと思います。
さっき、お馬さんをみたのですが、こちらはずっと動かないお馬さんです。
神馬舎
花手水を動画で
境内に入ります。