2月24日乙女座で満月があります。東京でのチャートです。
この満月は2024年でもっとも遠くにある、小さな満月です。
また2024年に最も近くにある満月、いわゆるスーパームーンは10月17日です。
(国立天文台のサイトから https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/02-topics03.html )
太陽は、5ハウス魚座。月は、11ハウス乙女座。乙女座の満月。
2008年からの山羊座の冥王星時代を支え、あるいは実際に手を動かして働いてきたのは乙女座だと思うのです。
特に2018年に天王星が牡牛座にはいり、また2022年に木星も牡牛座に入ったという土のサインの強い今もそうです。
いままでのやり方を変えつつ、実際に手に入るように細かく調整し、隅々に目をくばってきたと思います。
この満月はその成果に感謝し、いたわっていく満月です。
それは太陽や月という個人として大きな意味のある天体が乙女座にある方だけではありません。
乙女座に冥王星をもつ世代の1958年から1972年生まれの方もそうです。
そろそろ社会での活動の集大成という世代です。
ありがとうございました。お疲れさまです。あるいは、よく、ガンバりましたね、という満月です。
水瓶座に冥王星が入り、本格的に風の時代が始まったときに、土の時代につくってきたことがムダだったわけではありません。
ネットだ、オンラインだといってもその通信機器や中継の基地をつくっていなければ、どこもネットにはつながりません。
その将来に向かう社会的な基盤をつくってきたことに対し、実際に感謝の気持ちや労る心を形にしていきましょう。
これは、他人に対してではなく、ご自身のなかの丁寧にやってきた、目立たないけれど大事な部分を支えて未来につながるようにしてきた事に対して、形にして労って欲しいのです。
冥王星が水瓶座に入る、ちょっと怖いという気持ちはわかります。
でも、その前に自分がここまでやってきたことを確認して誉めておきましょう。
その賞賛はもしかしたら、他人からやってくることもあると思います。
実際に、仕事の幅がひろがったり、ご縁ができることもあると思います。
それもいままで細かく丁寧に未来につなげるようにやってきたから。
一方で、ICに冥王星があることは一応、注意をしておきたいです。
大きな変化、とくにネットや新しい技術での変化があるかもしれませんし、居場所が変わるという象徴なので天災も読み取れるところです。
アセンダントは天秤座で金星は4ハウスで火星とコンジャンクション。
水星は前日の23日に魚座に入りました。魚座の水星はイメージをとらえますが、やや混乱ぎみです。
意識していないかもしれませんが、次のステップに動き出している時です。
またプレッシャーによって抑えられていた、あるいは見えなかった、見ないようにしていたものが表にでてくることもあります。
それはプレッシャーからの解放という意味で「自由」なのですが、秩序がないという側面もある混乱でもあります。
丁寧にルールのマニュアル通りにしてきたことで秩序がありました。
それに対して感謝をしつつ、その「ご褒美」としてここで得るものはあります。
ただ、そんなの自由じゃない、という反骨精神も見えてきます。
土の時代を影でささえ、あるいはケアをしてきた事も多いと思いますし、そういった人たちが必ずいます。
それを思わせる満月です。
次は魚座の新月です。
大きな時代の変わり目をつないでいきます。
遠慮がちな乙女座の満月は今年、もっとも遠くにあります。
(国立天文台から)
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/02-topics03.html
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。