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牡羊座 新月 皆既日食 2024年

4月9日牡羊座で新月があります。
この新月は皆既日食で、メキシコからアメリカ合衆国で起こります。日本では見ることができません。

(NASAのサイト →https://eclipse.gsfc.nasa.gov/SEdecade/SEdecade2021.html

日食の通る場所は影響が大きいといえます。

北米での皆既日食について

(ナショナルジオグラフィックのサイトから →https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/gallery/010401835/?P=2

上の図では、ボンズブルックス彗星も書かれています。
この日食の前後、ボンズブルックス彗星が地球に接近してきます。
3月から4月にかけて見えるのではないか、と予想されています。

(アストロアーツのサイトから →https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/13251_ph240300


日食は、特別な新月。次の日食は10月。それまでの約半年、影響があります。
また、食の影響は前倒しの事も多く、1週間くらいまえから影響がある方もおられます。こちらの記事をご覧ください。

サロス周期では139
サロス周期とは同じようなところで起こる一続きの食のグループ。
だいたい、18年ちょっとで同じ場所で同じような食が観測されます。
それが1200年から1500年くらいで地球を一周していくという、気の長い周期です。

直近でサロス139の日食が、起きたのは2006年3月29日。
2006年の春先にあったことのような事があるかもしれません。

振り返ってみると
1月 ライブドア事件(インターネット関連企業ライブドアおよび関連会社を、証券取引法違反の疑いで強制捜査)
2月 トリノオリンピック(イナバウワーで荒川静香選手金メダル)
8月 冥王星が惑星から準惑星へ
9月 安倍内閣発足(前任は小泉純一郎)
10月 北朝鮮地下核実験
12月 サッダーム・フセイン処刑

2006年に発足した第一次安倍内閣から始まったもの、あるいは粉飾決済が焦点となったライブドア事件。
それは現在、大きな問題となっている国会議員の裏金とも同じ「お金」「裏側」の問題となっているようです。


日食は社会的な変化、個人では公的、仕事の変化を象徴します。
月が地球と太陽の間に入り、太陽が見えなくなります。
一度、何かを失うような体験をすることになります。
日食が不吉だというのは、この物質界の喪失体験があるからだと思うのです。

また、月は、私たちが受肉して地球におりてくる宇宙と地球の間にある天体。
その月に太陽のエネルギーと焦点があたることで、自分が地上に受肉するまえの「目的」を確認することもあるでしょう。
地上での喪失体験を通じて、本来の目的の再確認が日食でもあるのです。
個人への直接的な影響だけではなく、また社会的な影響が大きく、社会が動くことによる個人の影響となることもあります。

日食の中心帯は、アメリカ合衆国です。
2024年は、11月5日に実施予定のアメリカ合衆国大統領・副大統領を選出するための選挙(第60回)が予定されています。
その結果を大きく左右するといわれる「スーパーチューズデイ」がありました。
民主党内ではバイデン候補、共和党内ではトランプ候補が固まってきていますが、両者とも80代という年齢を懸念されています。


4月9日牡羊座で日食を伴う新月。東京でのチャートです。

太陽と月は、2ハウス牡羊座。
牡羊座の新月、というわりには、モゾモゾしている。
積極的に前へ、とか、果敢にチャレンジ、とか、フレッシュなスタート、ではありません。
1から3ハウスに天体が集中して、アセンダントが魚座。
水星が逆行中。水星の逆行についてはこちらの記事で →https://divinus-jp.com/archives/75070

2ハウスはお金、以外にも身体という意味もあります。
なので、このパワーの強い新月、日食でなんとなく不調、という方も多いと思います。
でも、身体の不調はまずはちゃんと受診してください。
こちらの記事をご覧ください → https://divinus-jp.com/archives/29502

ここも外側へ大きく踏み出すというより、
自分あり方、自分のお金など、自分のことに気持ちが集中している
あるいは水面下で、見えないところで動きがあるけれど、試行錯誤しており、まだ輪郭がはっきりとしていないようです。
まだまだ見直しが必要だけど、とりあえずやってみます、という暫定的なスタートもあるかもしれません。
あわてて新しい挑戦をスタートするより、まずは足元を固めてから、という方向もあると思う。

また、過去からの遭遇というか自分の過去を振りかえることもあると思う。
「ああ、あの時は気づかなかったけど結構、シンドかったんだな」とか
「自分がこうあるべき、と思っていたけど、違ったんだな」とか
それは楽しいことではないと思うけれど、大事な事だと思う。

木星と天王星が重なっています。火星とセクスタイル。
これからピッタリ重なっていくのですが、このあたりもその影響はあります。
木星は拡大させる性質があり、天王星は変化や改革の天体。
みんなのために、新しいやり方を成功するか、実績になるのかを問わずに試行錯誤しているようようです。
2ハウスの新月であるので、収入につなげたい目的はあると思うのですが、ここではまだその結果が読めません。

1ハウスの火星と土星のコンジャンクションは、ブレーキとアクセルと両方踏んでいる状態。その火星は天王星とゆるくスクエア。
ここもスタートするには、これをクリアしてよね、という条件がついている様子。
また、土星、火星といういわゆる「凶星」が目立っているので、社会的には不安定な要素。
ただ、この火星、土星がよく使えているとしたら
社会的な動きとしては、弱者、助けを必要としている人に対して、一定のルールを決めて、必要な策を具体的に出していけることもありそう。

影響は大きい日食ですが、すぐに結果がでてくるというより、いまは、いろいろなアイデアをだしつつ、現実化していくのは、太陽が牡牛座に入る4月19日、あるいはこの新月が満月となる4月24日だと思います。

また、この食がその方のホロスコープのどこで起こるかも関係するので、個人における影響はさまざまです。

ある日突然、姿をあらわすその現実はかなりビックリすると思いますが、
その胎動はすでにここでは動き出しています。
なので、このあたり、動けないので何もしない、のではありません。
試行錯誤してもがきながら出口を探している時期なのです。
ここで出口をさがさずに動かないままでいれば、ずっとそのままです。

月が木星、すばるに近づいていきます。
細い月と木星、すばるの共演を楽しみましょう。

(国立天文台のサイトから →https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/04-topics01.html

チャートは、MyAstroChart さんで作りました。

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*この記事を書いた人について
 辰巳(たつみ)
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