4月2日から4月25日まで水星が牡羊座で逆行します。
ちょうど年度はじめで決めなければいけないことも多いと思います。
できることは前倒しにしておくとスムーズ。
また、連休、どこにいこうか?と計画するときです。
連休の予定は余裕をもってたてておきましょう。
行ってはいけないわけではなく、トラブルも込みで楽しいよね、もあると思いますが、無理なスケジュールは避けた方がいいです。
この逆行では、3月20日に通過した場所まで逆行で戻り、その後、順行に戻ったあと5月13日に逆行を開始した位置に戻ります。
この水星逆行の影響は、逆行中の期間だけでなく、もとの位置に戻るまでの3月20日から5月13日ころまで影響が残ることもあります。
水星は、交通、情報、コミュニケーション、商いの星。
逆行によって、計画の見直し、復縁、仕切りなおしなど、前へ進まず、見直す時間となります。
これは、「悪い」ことではなく、必要な見直しであり、時期を待つこともあるでしょう。
この間は、交通のトラブルや通信機器の故障、情報の行き違いに注意が必要です。
特に逆行開始と終了の前後2日(3月31日から4月4日と、4月23日から27日)くらいは、水星が止まっています。
この時がもっとも影響が大きいので、時間と心に余裕をもって計画をしておきましょう。
こちらの記事もごらんください。 →https://divinus-jp.com/archives/1572
牡羊座の水星逆行では、自分の思いつきやアイデアをよく考えないままに発信することで周囲を巻き込んだり、情報を早とちりして混乱することが読み取れます。
うっかり口を滑らせちゃった、とか、ぶっちゃけさあ、から続く話は、気をつけて。
ただ、そういった一見、トラブルにみえることを通して、自分の直感や思いつきが本当に自分のやりたい事なのか、受け取った情報が本当に正しいのかを確認することがありそうです。
あるいは、これは誰もやっていない、と思ったけれど、すでに現実化されていたり、無意識にせよどこかからコピーしてきたことかどうか、確認することも読み取れます。
また「盛り上がるから」「楽しいから」でSNSでトレンドとなったとしても、
「どこかでそれを受け止めて傷ついている人がいるんじゃないか?」とか「それって人として目の前にその人がいたとして言えるの?」という事を気にしましょう。
そう言った事を行動の前に、心のなかで自分の基準に照らし合わせることをおすすめします。
一方、この水星の逆行のシーズン中、大きな天体イベントとしては4月9日皆既日食を伴う牡羊座の新月や、4月21日の木星天王星コンジャンクションなどがあります。
現実としても新年度の時期で、スタートダッシュという時期なのです。
また、牡羊座の日食をともなう新月は確かに新しいスタートのように読めます。
しかし、この牡羊座の新月はまだ水面下でもがいているようなところがあります。
そして、実務担当の水星が逆行しており、また、4月19日逆行の水星と金星が重なっていくところからも、なんとなくダラダラした感じとか、モタモタ先に進まないことが読めます。
木星、天王星の動きや水瓶座の冥王星の配置からしても、この水星の逆行のシーズンは、むしろバタバタすることなく、何が本質なのかとか、自分の本当にしたいことの軸はどこにあるのか、などをよくみるようなどっしり構えている態度が必要とされています。
その直感自体が「間違っている」という事ではありません。
それを伝えるタイミングや、受け取る情報を再確認しようね、という水星逆行です。
その水星が見えやすくなっています。
夕方の空に探してみましょう。
(国立天文台から →https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/03-topics02.html)