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春分 2025年

1年のスタートは、実はいくつかあります。

まず、元旦。1月1日。
現在使用している暦、グレゴリオ暦によるものです。

それ以外にも「年のはじめ」の区切りはあります。使う暦によって、いくつか「元旦」があるともいえます。

1月1日の次の「元旦」は、季節が春へと向かう立春。
その年によって、1日くらい前後しますが、今年は2月4日でした。
これは冬の土用があけて、春に身体をシフトチェンジする目安だと思います。

それから、旧暦の1月1日。
旧暦の元旦は、毎年変りますが、今年は2月1日でした。旧暦の睦月の新月の日です。
寒さがまだまだ、厳しい時期ですが、冬至の事と比べて陽の光も、昼の長さも春に向かっている時期です。

また、春分の日。
この日も、その年によって1日くらい前後しますが、今年は3月20日。
昼と夜の長さが等しい、バランスのよい日。天にも地にも、通じやすい日です。
秋分とともにお墓まいりに行くことがおおいのです。
太陽がその日から、復活してくる冬至も重要ですが、占星術では、春分、牡羊座に太陽が入る日を1年のスタートとし、そのときのチャートは、1年を象徴するものと考えます。


3月20日春分の東京のチャート。
東京なので、日本の1年も象徴します。

<目次>

1.社会の動きについて

2.トランスサタニアンの動き

3.個人的な動きについて


1.社会の動きについて

1.アセンダントは天秤座で金星は7ハウスで太陽、水星が近くにあり、サイン違いでは海王星、土星、ドラゴンヘッド、土星までの一続きがあります。
外交問題がテーマ。
一応、社会的に読むとでは7ハウスは同盟国、なのですが、日本が「同盟」を結んでいる国があるのか、という問題があります。
ただ、一応、対外国として、あるいは国境を接している国という事で考えると、アメリカ、ロシア、中国、韓国でしょうか。
その国に対してどうふるまうか、が日本のリーダーのテーマのようです。

春分のホロスコープからは、対外国にはっきりとした危機感や具体的な対策がなく、なんとなく大丈夫だろう、なんとなく怖いし、というイメージだけで対応しているようです。

春分では、太陽を含む一連の天体が冥王星、天王星とセクスタイル。
相手国の財政状況の変化にともなって、自分のやり方を変えていくことが読めます。
つまり、相手国の財政が厳しいから、日本がお金をだします、ということ。
アメリカでのUSAIDの予算削減や、DOGEによるお金の流れの追求、関税の引き上げによる影響や貿易赤字について(なぜか)日本が、補填するのでしょうか。

背景としては、日本の好調な株式市場があるのではないかと考えています。

日経株価の推移のグラフです。

日経株価は2024年年末にはバブル期を超えています(が、社会にはバブル期のように浮かれた感じはありません)

石破首相は初のトランプ大統領との会談で日本から米国への投資額を1兆ドル(約151兆円)に引き上げる考えを表明しました。(その後、それは民間がやることという発言があって炎上しました)

対米投資150兆円に引き上げ 首脳会談、石破氏がトランプ氏に表明 → https://www.asahi.com/articles/AST276TG1T27UTFK002M.html

「石破首相「バンキシャ」衝撃発言で炎上中 トランプ大統領に約束した投資151兆円→「民間がやること。政府が言う問題じゃない」 ネット大荒れ」 → https://news.yahoo.co.jp/articles/b17c531a2048c6da0fc26bdcce0e1099619d1d75

2.月は3ハウスで射手座。7ハウスの金星、水星、太陽とトライン。
国民はそういったリーダーを受け入れています。賛成しているのか、ではなく、表だって抗議行動を起こしていません。
ハードなアスペクトもなく、海外からのニュースを楽しんでいるようです。
射手座でもあり、今年の大谷さん(大谷翔平さん)の活躍はどうだろう?というあたりが国内のマスコミの話題なのかもしれません。

3.2024年年末にかけてインフルエンザが大流行しました。
また、海外渡航歴のない人がはしか、麻疹にかかっている例がアチコチでみられます。
7ハウス手前の太陽、海王星、ドラゴンヘッド、土星のあたりをみると、感染症も読めるので、手洗いなどの基本的な感染対策は、日常の習慣としておくとよいと思います。

参考までに、新型コロナウィルス感染症期間の春分図をふり返ります。
新型コロナウイルス感染症の最初の緊急事態宣言は2020年4月7日
また、その後の、まん延防止等重点措置期間が、マスクの任意着用となった23年3月13日までとすると、その間の春分図は、2020年から2022年となります。
2020年の春分図

2021年の春分図

2022年の春分図


2.トランスサタニアンの動き

1.水瓶座に冥王星が移動を完了しています。
冥王星は動きが遅いので、2025年から数年間は太陽とセクスタイルが続きます。
セクスタイルなので、頑張るところには新しい風が吹いてきそうです。

2.今年3月30日、この春分のあとに、海王星が牡羊座に入ります。完全に移動を完了するのは来年1月になります。来年2026年の春分図では海王星が牡羊座にあるのですが、ことしは魚座ギリギリにあります。
来年、2026年の春分図では海王星は、牡羊座です。
ことしは、海王星と土星のコンジャンクションの象徴は変わりませんが、新しいスタートをきっていくことと、戻って決着をつけることを行き来するようなときになりそうです。

3.今年7月7日、天王星が双子座に移動します。完全に移動するのは来年4月になります。
再来年2027年の春分図では天王星が双子座にあります。「風の時代」のための装備とか、日常への落とし込みをするには、今年と来年なんだろうな、と思います。

2025年の春分図

2026年の春分図

2027年の春分図


3.個人的な動きについて

1.対人関係、契約、コラボレーション、いろいろな人と活動する1年。
なかには、ちょっとウソをつくような相手もありそうなんので、その見極めが難しいようです。
この新しいステップに向かう相手、契約は相手の経済状況の変化や、やり方の変更を取り入れることになりそうです。

2.ハウス手前の冥王星と月がセクスタイル。
「楽しいことにハマることで、ガンバれ」るのですが、その「楽しいこと」は、ネットや配信などの媒体であるようです。
この月は、天頂蟹座の支配天体でもあるので、家族の気持ちや生活の安定感を求めていくようです。
また、こうしてエンタテインメントの多様性が、いろいろな新しい関係をつくっていったり、コラボレーションすることにつながっているようです。

アイキャッチは、春分の牡羊座1度のサビアン「海から上がったばかりの女性を、アザラシが抱いている」
生成したAIは、「アザラシが抱いている」を理解できないようで(当たり前か)、こんな感じ。
無意識の海から上がってきた女性ですが、まだまだ海の「しっぽ」を残しています。
しかし、まなざしは海ではなく、前に向いているのだと思います。


2025年の春分図から外交、他の国との活動に焦点があるという事を考えていたのですが、現在、「フェンス」というドラマが配信されています。
扱っているのはレイプ、米軍基地問題と重いテーマです。
レイプは5-8ハウス問題、占領は6(-12)ハウスだとしたら、イスラエル・パレスチナ問題、ウクライナ侵攻、あるいは尖閣諸島問題を現実的に捉えられずに、なんとなくお金出し続けるのでしょうか。


連続ドラマW 「フェンス」https://www.wowow.co.jp/drama/original/fence/

2025年春分図

日本の「出生」ホロスコープというのは、いくつかあって、時間についてもいくつかあるのですが、戦後日本原始図を採用すると、日本は蠍座の国になります。
法律という約束事は、いつも現場の柔軟な運用がある日本です。
日米地位協定という法律が、昨年11月に水瓶座に入った冥王星だとしたら、この日本がどう変わっていくのかなと考えました。

戦後日本原始図

チャートは、さくっとホロスコープ作成 さんでつくりました → https://nut.sakura.ne.jp/wheel/horo.html

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*この記事を書いた人について
 辰巳(たつみ)
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