本殿の裏手になりますが、駐車場をはさんでその向こうになります。
水はありませんが、橋がかかっています。
結界を示しています。
ここが、元宮です。
山の神さまなのですから、本来、門の脇ではなく、
お山の中にいる方なのですが、
元宮のお山を守っていただくという意味で、
こちらにいらっしゃるのだと思います。
お社のなかは、お稲荷さん。
大小のきつねもおられて、稲荷っぽいのですが、
この「場」は、稲荷っぽくないです。
おもしろいなあ。
今は、林というか、ちょっと小高い場所になっているのですが、
大勢の人の気配がします。
昔は、神社とかお寺は、
今の基地というか駐屯地のような役目もあった時もあったようなので、
そのムードが残っているのかもしれません。
大鳥居の向こう碓氷川の対岸には
達磨で有名な少林寺(黄檗宗少林山達磨寺)があります。
ゆるやかに南に下がった大きな川の両側は、
古くから人にとって住みやすい場所だったんだろうな、と感じます。
そして、ここは、創建は古いようですが、
記憶としてハッキリ感じるのは、武士の時代、戦国時代でしょうか。
それと今の神道とは全く違う、神仏がひとつになっている祈りの場です。
妙義神社 本殿 天狗社の記事は、こちら。
上野国一社八幡宮
群馬県のページは、こちら。
少林寺(黄檗宗少林山達磨寺)