周囲には、小さなお社があって、案内もされていますが、
草が覆っていて、階段があがれないところも。
遠くからご挨拶します。
すぐ北に大きな鏑川が流れていて、この流域にはいくつもの古墳があります。
本殿の近くには、鳥居があって古墳の石室が外から見る事ができます。
古墳って、お墓なんですが、亡くなった方の念があまりないところです。
それよりも、文字とか形式にならない、
プリミティブな、でもわりと穏やかな、
波動をもった場所が多く、ここもそんな波動をもつ場所。
あまりに穏やかであるために、その場にずかずかと踏み込んで行きやすいので、
後世に壊されてしまう事も多いのかも。
でも、奈良の、特に明日香のあたりの、
あの伸びやかな雰囲気は、古墳がもつ波動が大きいように思います。
それは、埋葬者のタタリを怖れるという事から始まったとしても、
埋葬者を召還し、祭り、祈り、願い、そして、帰っていただくという
古代の祭りをなんども繰り返していくうちに、うまれるように思いました。
暗いと、ちょっとコワいね。
群馬埋蔵文化財調査事業団 笹森古墳
笹森稲荷神社 群馬県神社庁 群馬県甘楽郡甘楽町大字福島1350番地