妙義山は日本の山というより、
中国の山のように珍しい岩がいくつもあります。
ここに雲がかかっていると、
「やっぱ、なんか、いるだろ?」と感じてしまいます。
実は子供のころ、こちらへ来たことがあるんですけど、
すごい石の階段があって、それをあがった右手に神社があって、
そこにお参りした記憶がうっすら、程度です。
まず、記憶からすっかり消えていたのは
この総門とお城のような石垣。すばらしいです。
門の左側の石垣の写真。
この門、神社じゃなくってお寺っぽいなあ、と思いました。
この門をくぐって、右手に石の階段。ありました。
で、それをのぼると、神社があって・・・。
・・・なかった。ここ、社務所だそうです。
でもなんか「権威」を感じます。
石垣も立派だし。
こちらは社務所と、宮様御殿と呼ばれているところでした。
いいかげんだなあ、記憶なんて。
この御殿の縁側からは関東の主なお山がみえるそうです。
天下取った気分になれるんでしょうね。
この日はあいにくの天気で見えませんでした。
でも、やっぱ、なんかお寺なんだよね、感じが。
と思って帰ってから調べたら(行く前に調べろよ・・・)
「境内は上部の神域と下部の旧寺域に分かれており」
と公式サイトにありました。なるほど~。
先ほどくぐった門にあった扁額(へんがく)は、
「高顕院」と書いてあったんです。(読めなかった)
それは、この社務所の場所にあった「白雲山高顕院石塔寺」というお寺。
今いる、ここはお寺エリアです。
左の杉の枝、おもしろいですね。
パワーのある場所の木って飴のようにまがることがありますよね。
例えば、滋賀の日吉大社の走井橋のご神木
西伊豆の大瀬神社ちかくのビャクシン
京都の鞍馬寺の木の根道あたりを思い出しました。
これの階段を上って、お寺エリアから、神社エリアへ。
続きます。
妙義神社( 公式サイト )