滝は、凍っていませんでした。でも、滝つぼの周囲は、氷。
カメラでは写りにくい。
真ん中のあたりにあるのですが、見えるかな。
滝とか、海とか、雲とかを見ているのは好きですが、滝はちょっと、危ないなと思っています。
滝では、意識がカンタンにトリップします。錯視です。海の波も、風の音にも同じような「効果」が、あって、昔は感知する人も多かったと思います。今でも、滝はわかりやすいです。
滝の音と、空気の流れのなかで、滝の水が落ちていくのですが、あるとき、それが逆に登っていくように見えたり、周囲の岩が動き始めたりして、サイケデリックな渦をつくります。
意識が変性したからといって、なにも「エラい」もんではないですし、まさか、いまどき、それで「覚醒」できると思ってる人はいないと思います。
でも、「エラい」のではないけど、「やってみよう」とカンタンには思わないようにしてください。
もとから集中してナニかを見る習慣のある人は、意識が変性して体調が悪くなってしまう事もあり、さらに、同行している人がいない時は、はまりこんでしまう事もあると思いますので、一人で行く方には、おすすめしません。
とはいっても、やはり、動画の方がいいと思います。
カメラを通して、しかも、短い動画では、はまりません。
手もちのカメラなので、多少、揺れているだけです。大丈夫(笑)(音でます)
この滝にはお不動様、不動明王がお祀りされています。
そして、たぶん、昔、それほど遠くない過去には、滝が動き出すような、このグネグネをみて、かなり驚いた人たちがいたと思います。
この滝と、その周囲がグネグネと動く様子は、お不動様の火焔の後背に見えたんでしょうか。
お不動様を、お守りしていたお寺もあったようですが、今はお祭りが地域の方によってされています。
そして、今も周囲には、八大童子、三十六童子、弁天様の石碑もあります。
滝壺のむこうに見える石碑にも書かれていて、しめ縄が張ってあります。
以前の記事も、時々、ググってきていただいているので、地図を。
右下の安中市立松井田町北中学校が目印。
熊野の熊野那智大社 飛瀧神社(ひろうじんじゃ)に参拝したときも、滝がグネグネと動き出していました。
でも、那智の時は、周囲に観光客も多く、写メの音やら、次の参拝者が待っていたりするので、気持ちが散っていきますが、この仙ヶ滝のように、あまり人がこない滝を見ていると、カンタンに集中してしまいますので、注意ください。
那智の滝の周囲には、お土産もの屋さんがずらっと並びます。
そうでもしないと、この世に戻ってこれないからです。
でも、この滝は山の中にあります。
戻ってくるための、「俗」が周囲にありません。もどってくるには、磯部温泉に、どうぞ。
あんなか観光ガイド 仙ヶ滝 と、温泉ガイド
熊野那智大社 那智飛瀧神社