本殿の後ろの谷から生えているので、
なかなか全体を写真に入れることができません。
こういった大きな杉にかこまれています。
本殿におられるのは、経津主神 (ふつぬしのかみ)と、姫大神 (ひめおおかみ)。
本殿は、千木は内そぎで女神であることを示していましたが、
香取神宮と同じ経津主神 (ふつぬしのかみ)を強く感じます。
この貫前神社の前宮である咲前神社では、
むしろ、穏やかで女性らしい感じがしたので、
この二つのお宮で、ひとくくりの二つの神さまのような感じです。
遠くからご挨拶。
ご祭神のお子神、とのことですが、古い静かな感じがしますが
本殿とは、まったく別の感じです。
フツヌシが剣で、ヒメカミが養蚕を象徴とする神であるなら、
この若御子神社におられるのは、それとは全く別の古い方。
しかも、本殿に入れないけれど、御垣内から出すような軽々しい扱いはできない方。
今は、わかりません。
以前はこちらのお寺もあったようで、その経蔵址。
苦い記憶のままのようです。
御社殿は、杉の木に囲まれていて、静かに力のでる場所になっています。
一之宮貫前神社 公式ページ