拝殿。
本殿につながる場所です。本殿は、うしろの岩にくっついています。
ご挨拶します。
いまは、御利益をいただけるパワースポットとなっていますが、本来は、修行の場。
厳しい場のはず。
それに、もともと榛名山は、火山。
ご祭神は、いまは、火の神・火産霊神(ほむすびのかみ)と土の神・埴山姫神(はにやすひめのかみ)となっておられますが、このお二柱だけではないと感じます。
修行と火の場のはずです。
そして、国家の守護を祈願する場所でもあったのです。
でも、この場にいるとそんな厳しい場であるとか、国家の守護を祈願するという堅苦しい感じではなく、人のかたちをとりそうなくらい濃密な空気感があります。
そして、それは「優しい」のです。
横にまわって、御姿岩(みすがたいわ)と一体になっている本殿。
この岩がご神体。神さまの姿、だそうです。
神さまって、こんなアタマがのっているわかりやすい姿だとは思えないけど、このパワーはスゴイです。