平成21年からの5年の大修復工事を経て、拝殿、本殿が新しくなりました。
また、平成28年には式年遷宮も控えているそうです。
時間とともに、周囲の自然にもどっていくようなお宮も美しいのですが、
塗りたての漆が、キラキラと輝く生まれかわったお宮も、美しいものです。
拝殿より、本殿の方ですが、
本殿は、香取神宮と同じような黒い漆が塗られているせいか、
香取神宮と大変、よく似たパワーを感じます。
静かにおられるけれど、「剣」であること、武神であることを強く感じます。
周囲は、崖になっており、谷から何本も大きな杉に囲まれています。
谷にある聖地です。
香取神宮もそうですが、ここへ至る自信とこれからの勇気を感じる場所です。
本殿の屋根の下の切り妻部分には、雷さまが描かれた雷神小窓があるそうです。
ちょっと写真にはできませんでしたが、公式ページにあります。
その方向に稲含山があるそうです。
この地方は雷が多く、
その発生源のひとつが、稲含山であるので、そちらに向けて、
このお社にも雷さまがいるので、どうか、落ちないでね、と伝えているとか、
ここにおられる雷さまが、各地におでかけになるので、窓をつくっているとか。
また、稲含山には、稲含神社があり、そこへおでかけになるのかもしれません。
一之宮貫前神社 公式ページ