豊川稲荷、ですが、神社ではなく、
圓福山妙嚴寺という名称の曹洞宗のお寺です。
本殿から、さらに、奥へ。
ここらあたりが、この豊川稲荷の源の場だと思います。
これほどの視線を感じると、
感覚としては「コワい」と感じるかもしれません。
ぐっと、丹田にチカラをいれてないと
ひょいっと、持っていかれてしまいそうです。
キツネは、各地からの奉納の石の上に乗っています。
ああ、そうか。このキツネたちは、各地に飛んでいってるんだ。
神使として各地で仕事をした、キツネの帰ってくるホームになっているみたい。
稲荷山にはなっていないので、
大きなお稲荷さんとして知られる伏見稲荷とは別。
これほどの使いを遣っているのは、豊川枳尼真天という方は、すごいなあ。
ここは、祈願する場所ではないと感じます。
あくまでも、神使の様子をかいま見せていただいた、という感じ。
ダキニテンさまを経由しないで、この神使を遣うのは難しいですし。
祈願や祈祷といえば、ご自身でされるより、
祈願は神職、祈祷なら僧侶にお願いするのが良いと思います。
「幸せになりますように」という願いは、
「今は、幸せではない」という念を送ってしまうことになります。
それは、「幸せでない私で、お願いします」という事ではないでしょうか。
そこで、神職や僧侶に依頼すると、「今は幸せではない」という念を抜きにして
神さま、仏さまに祈願祈祷する事ができると思うのです。
「よい人にめぐりあいますように」は「ヘンな縁しか、めぐりあっていません」
「お金がたくさん欲しい」は「お金がありません」
という念を送ってしまうと思うのです。
ここに渦巻いているモノ、人の念を、スカッとあげています。
この木がないと、あがらないモノも多いので、
天気の悪い時や、時間が暗くなってからは、おすすめできません。