熱田(あつた)神宮。
三種の神器のうちの、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)または、草薙の剣(くさなぎのつるぎ)と言われる剣の鎮座される神社です。
三種の神器とは、伊勢神宮の八咫鏡(やたのかがみ)、
皇居のなかにある賢所(かしこどころ)の八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、
熱田神宮の草薙の剣(くさなぎのつるぎ)の三つ。
本宮に向かいます。
結婚式をあげていました。オーディエンスもたくさん。
巫女舞、といっても、巫女の姿ではなく、
草薙の剣にちなんだみつるぎの舞だそうです。ちょっと勇ましい。
そして、この奥に下知我麻(しもちかま)神社があり、
自動車のお祓いをしていました。
この神社は、正門近くにあった上知我麻(かみちかま)神社とともに
もとは、別の場所にあったそうです。それが星宮社。
ご祭神は、天津甕星(あまつみかほし)・・・のミコトではなく、星。
別名は、天香香背男神(あまのかがせお)とされて、
ヤマトに抵抗した神、とされています。
星が神さま、という事は、北極星を頼りに航海した海の民を連想します。
こちらの記事で、
大甕神社の甕星神社の、天香香背男神のお社に伺っています。
茨城の神様、こんなところに、いらっしゃるなんて。スゴい。
昔の船は、現代の車、という事でしょうか。
ヤマトに抵抗した海洋民族の聖地。
この星宮社も、古代の岬に建っています。
そこが元宮である、上地我麻(かみちかま)神社と下地我麻(しもちかま)神社。
草薙の剣がある神宮というヤマトの聖地よりも前に、地元の聖地であるように思えます。