豊川稲荷、ですが、神社ではなく、
圓福山妙嚴寺という名称の曹洞宗のお寺です。
以前は、本殿の拝殿だったそうです。手狭になってしまったのね。
この奥の院の拝殿のその奥に、なんか、ありそうです。
ここから霊狐塚は方向が違うし、
本殿、本堂に向かっている方向でもありません。
なんだろう。
この奥の院のさらに奥にある場所は、
霊狐塚のような神使のホームではなく、信者の方々の聖地、だと思います。
私は、ここの信者ではないので、こちらからご挨拶します。
豊川枳尼真天(ヨトカワダキニテン)さまは、ここにおられるようです。
奥に入れないといっても、ここは重要。
奥の院の前の杉。これもいいなあ。
こうしてみると、豊川稲荷の東京別院は、
ご本尊が、豊川枳尼真天(トヨカワダキニテン)ですが、
そのパワーをよくうつしていると感じました。
あの東京の地は、もともと武家屋敷だった場所。
古くからの聖地ではなかったはず。
そこに、こちらのパワーをおうつしして、それを保持しているのは
ヒトのチカラ、奉仕される方々の心と法力。
すごいものだなあ、と感じます。
いずれ、東京の豊川稲荷にも、うかがってみないとね。
緊張感のある聖地ほど、
脱力するようなお土産を売っている俗世の門前町があります。
それがないと、あっちにもっていかれた魂が、戻って来れないのです。