こころの小路の途中にあるのが、「清水社」です。
ご挨拶して、お清水さまにうかがいます。
湧き水が、湧いてでており、
ご祭神は、水をつかさどる神様である罔象女神(みずはのめのかみ)
そのお社の裏手の階段をおりた場所にあるのが、この泉。
お清水とも呼ばれているそうです。
ちょっと人工的なつくりなのですが、
小川になって流れができるくらいの水量が湧いています。
熱田の神さまは、中国で楊貴妃に生まれ変わったという伝説もあるらしく、
また、公式ページにも、清水社については、
「社殿の奥に水が湧いていることから、俗に「お清水(しみず)さま」と呼ばれ、その水で眼を洗えば眼がよくなり、肌を洗えば肌がきれいになるという信仰があります」
と紹介されています。
やはり、本宮におられる方は、女性なんだ、と思いました。
生まれ変わりで別の性になる事もあるけど、
楊貴妃に生まれ変わるおっちゃんというのは、想像できないし。(いや、あるのかも。それも楽しい)
数名の(主に女性の)列ができており、
お清水について、
「湧水の中にある、苔むした石は、享禄の古図(1529年頃)にも描かれている楊貴妃の石塔の一部との説もあり、三度水をかけて祈念すると願いがかない、この水で肌を洗えば綺麗になるともいわれている。」
という立て札。
私も水を三度、かけました。
でも、うーん。楊貴妃に生まれ変わってかあ・・・。
しかも、楊貴妃のお墓が、ここにある、のかあ・・・。
おもしろい場所だとは思うんですけどね。
コワいくらいの波動の場所がある場所は、ついこの先なのですが、
ここで、楊貴妃がでてくるわ、こんな「ご利益がある」とアピールされるわ、
ちょっと不思議な感じ。
清水社の前の楠。
でも、やはり、ここはパワーのある土地なのだと、感じます。
以前はこちらに草薙の剣が置かれていたところだそうです。
ここには、ない、とわかりますが、倉庫の感じが残っています。
ご祈祷する場所、なのですが、とてもいい雰囲気の場所です。
お呼びすると、こちらに神さまが来られる事は、とてもよくわかります。
東京大神宮と、出雲大社に良く似た雰囲気の場所だなあ、と思いました。
あ、当然ですね。ご祭神の天照大神と素戔嗚尊(すさのおのみこと)からして。
熱田の大神さまは、
たぶん、一之御前神社と
本宮裏のこころの小路で感じた方で、剣なのだと思います。
主に、ご祈願をうけていらっしゃるのは、
ヤマトの神さまたち、といった感じでしょうか。
明治神宮でもそうですが、玉砂利を動かさず、落ち葉だけを掃除されています。
すごい。