境内には、龍蛇神社があります。
大国主命(おおくにぬしのみこと)と、縁の深い竜神です。
蛇は、龍の小型版。
ご挨拶します。
白と黒の石が美しい。
波紋のようでもあり、陰陽のようでもあり。
出雲大社相模分詞にも龍蛇神の社があります。
ねらって行ったわけではないのですが、参拝した時、たまたま竣工式で
開扉されていて、御神体を拝見するという特別な体験もさせていただきました。
この近くに、親鸞がすごした稲田御坊があります。
親鸞は、流罪が解けたあと、京都に直接に戻らず、このあたりで過ごしたそうです。
既存の仏教に反抗し、どこまでも、自分の罪を見つめた親鸞は、
当時は、罪に問われるくらい、すごくロックな方だったと思います。
古代には、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の、東征の最前線であり、
今は、原子力を研究する広大な施設をもつこの常陸の国。
その最先端をうけいれる土地柄に、あっていたんじゃなかな、と感じるのです。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」
大国主命の求婚のお歌を思い出しました。
やっぱり、縁結びだ。