笠間稲荷は、日本三大稲荷のひとつです。
三大稲荷のどれが3つにあたるか、については、諸説あるようです。
その周りの回廊を抜けて、拝殿、本殿の後ろへ。
本殿の蔀(しとみ)から少し、なかをうかがうことができました。
やっぱり、お稲荷さんっぽくない。
ここが八幡さまだと言われた方が、納得します。
でも、屋根のところには、ちゃんと神使の狐がいました。
ここにいらっしゃるのは、かなり格のたかいパワーのある方です。
ウラに回ってみたのは、ここがお稲荷さんであれば
稲荷山に相当するものがあるはずだ、と思ったからです。
で、本殿の真裏にあるのが、こちら。稲荷山というか、狐塚というか。
これ、後付けでつくった感じがするなあ。
狐さんたちもいるけど。
うーん、これ、どう考えたらいいんだろう。
稲荷山であれば、はやり登ってみたいところですが、登れません。
ここは、後ろのほうには、あまり感じないなあ。
稲荷山とか、狐塚としての役目はないようです。
境内の末社。月読神社、白山神社、菅原神社、粟島神社、山倉神社。
ツキヨミさま、ククリヒメさまとイザナギさまとイザナミさま、
菅原道真公、スクナヒコさま、タカムスビさまと大国主さま、スサノオさま。
それぞれ聞き覚えのある方々ですが、こうなってしまうと違いがわかりません。
むしろ、こちらの大黒さまの方が、御利益としてはわかりやすい。
もちろん、金運の御利益です。
豊川稲荷では、霊狐塚や奥の院があったり、東伏見稲荷神社でもお塚があるのですが、
ここは、拝殿からお参りするのが、「正解」のようです。