とても、大切な場所、という事はわかっていたのですが、
実際に行ってみると、それほど大きなお社ではありませんでした。
もちろん、観光地でもないし。
だから、むしろ県外ナンバーの車や、よそ者が目立ってしまうらしく
駐車場の向こうで立ち話をしている地元のおっちゃんたちの視線を感じました。
鳥居のまえには太子堂がありました。
神社とは関係がなさそうですが、
聖地に感じたものを、(なんでも)お祀りするという日本人らしさ。
今は閉じられているようです。
参道には、実際に、木々がうっそうとしています。
左手は少し山になっていて、高くなっていてます。
その山に向かうところに、やはり山の神社があるべき。
やはり。三峯神社。
手水をしていると、声をかけられました。
さっきのおっちゃんのひとり。
「お参りごくろうさまです。どちらから?」
ちょっとお話をしてみたら、「さっきのおっちゃん」がこちらの神職でした。ごめんなさい。
常陸宮総社でも、巫女さんからお声をかけていただいたり、
この地の方々の、よそ者、珍しいモノに対するウェルカムな態度は、
共通しているのかもしれません。
あとでお話させていただきましたところ、
ご神紋の三つ葉葵がなんとなく、そぐわなかったので、
ご神紋について、由緒を伺いました。
お話によると、江戸の徳川になってから、水戸藩から変えさせられたんじゃないかな、とおっしゃっていました。
そうかも。
やさしい。
天速玉姫命(あめのはやたまひめのかみ)とおっしゃられます。
古事記とか日本書紀には登場されない神さまで、地元の方のようです。
久自(久慈 くじ)からお迎えしたとありますが、久慈川のどちらからでしょうか。
水の女神さまです。
泉神社
(いい感じのホームページ。たぶん、あの神職の手書きの境内地図です)