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財布でひも解く江戸あんない

ツイッターをやっていない方には申し訳ないのですが、
タイムラインを眺めていると、時々「江戸の物売り」がやってきます。
その時々の季節に合ったものを、売りに来て小一時間(半刻はんとき)で去っていきます。
野暮(やぼ)を承知で申し上げるのですが、
もちろん架空の商売で、「江戸の物売り」というアカウントでの「お遊び」です。

先日は、この江戸の物売りは、卵を売りにきました。
江戸時代、卵は高いもので、今ほど日常的には、食べられていませんでしたが、
夜の町、色街では「精がつく」と食べていたようです。

卵は、ひとつ20文(もん)です。
今のお金にすると、享保年間のレートでは1文=25円とありますので、
1つの卵が500円。高い!
でも、色街の吉原の栄養ドリンク剤、エナジードリンクだと思えば、
そんなモンかもしれないと考えなおしました。

その江戸の物売りが、卵のついでに売っていったのが、この「財布でひも解く江戸あんない」
この卵をいまのお金に換算したレートもでていて、
こうして現在の金銭感覚にするので、「財布でひも解く」のです。

その江戸の物売りが、卵を売り歩いていたのは、色街の吉原です。
いまも、江戸の土地の記憶は、残っていて
ソープランドなどの風俗の店が並んでいます。

吉原近くに、いまは、吉原神社があります。
その記事がこちら。
今の吉原神社は、江戸の吉原遊郭の稲荷神社と弁天社を合祀したものです。

また、この本のなかでは、吉原に行くために、神田柳橋から舟にのって、隅田川にでて、
山谷堀から、今戸橋で降りています。
いまは、この神田柳橋には、柳森神社があり、堤防がその名残をとどめていますし、
山谷堀は、公園となって残っています。

吉原以外にも現代から、江戸にタイムスリップする、という設定なので、
歌舞伎や、お寿司、長屋の暮らしも紹介されています。
いずれも、実際にはいくら支払うのか、儲かるのか、
という視点があるので、実感があるのです。

また、副題が、「マンガで辿る(たどる)江戸時代の暮らしと遊び」とあるように、
カラーの漫画が半分以上あって、楽しい江戸案内になっていて、楽しいです。

こちらは、逆に、江戸から逆にタイムスリップしたきた、おみっちゃんのようです。
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江戸もいいけど、今は恋愛も仕事も自由に選べるし、
筒のような「洋服」は、洗い張りしても縮まないので便利だわあ、
と思っているらしいのですが。
あ、でも、おみっちゃん、その吾妻橋の向こうに新しくできたのは、
スカイツリーといって、火の見櫓(やぐら)じゃなくって、電波塔だよ。
それがあるから、テレビジョンという、のぞきからくりに絵がでるんだよ。

おみっちゃんは、東京の暮らしを楽しんでいるようですが、
私たちも、江戸の暮らしを楽しみましょう。
江戸を少し、知っていると歌舞伎も、落語も浮世絵も
それから、東京という土地や神社も、少し楽しくなると思うのです。

いずみ朔庵さんのホームページ

財布でひも解く江戸あんない

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