浅草の裏、なのかな?ざくっというと。
知らない方もいるかもしれませんが、
江戸時代、吉原(よしわら)という幕府公認の売春街、遊郭(ゆうかく)がありました。
明治以降、昭和になっても、しばらくは売春は行われていて
昭和31年の売春禁止法をもって、公的には売春はなくなりました。
しかし、その後もこのあたりは、ソープランドがいくつもあります。
その吉原のお稲荷さんと、弁天さまを合祀した神社だそうです。
そのご由緒からして、なまめかしいのかなあと思っていたのですが、
あら、意外とすきっとしてるじゃないですか。
入口に枝垂れ桜が。これ、いい感じです。
廓(くるわ=遊郭のこと)の三雅木のひとつだそうで、
逢初桜(あいぞめさくら)とのこと。
あと二つは、見返り柳と、駒止め松。なかなか遊郭としての格も感じるネーミング。
この桜は、2014年に植樹されたそうです。
この神社の以前の様子については、知りません。
でも、最近、この桜を植えたりしたせいもあると思うのですが、
かなり、明るい波動になったんじゃないかと思います。
ああ、お稲荷さんだ。でも、キツネじゃない感じ。
縁結びもあるだろうけど、人気商売にいいかも。
たぶん、お守りされている方もお気持ちもあるだろうし、
最近、なにかメディアに取り上げられたのかな?
縁結びといっても、むしろ、あっけらかんとした人の気配を、多く感じます。
いい意味で、有名になって、私のように、何も考えてない参拝者が多くきたので、
場が軽くなったように感じました。
「地中の神様で神社の土地をお守りしています。
心を込めてお参りすると必ず福が得られると伝えられ大切にお護りしております」
とあります。
お名前は、わかりません。
やっぱり、お「穴」様だから、地中におられるのは、キツネなのかな。
キツネは、品川神社の阿那稲荷下社とか、王子稲荷神社の狐穴とか、
けっこう穴におられるしね。
それにしても、地中、というのは、むしろ埋められてた、という雰囲気も感じて
この神社、じつは、奥が深い、というか、暗いのかも、と
ちょっと、この時に感じていました。