水戸の吉田神社です。
こちらは、その昔は海に面した台地だったそうです。
でも、海水ではなく、真水の湧水。
台地の段差の部分から、地下水が湧いてきているようです。
湧水のあるところに、聖地があるのは、よくわかります。
もともは、神さまが降りてこられるご神木ではないと思うのですが、
注連縄(しめなわ)もあって、とても大切な木。
いい感じです。
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が、この地に立ち寄ってこの地を国見されたとの事です。
天皇の霊力をもって、その地を見まわして祝福し、
その土地の収穫をすでに成されたこととして、祝福したのです。
茨城神社庁のサイトには、当時は、この朝日山から望まれた地は湿地帯とありました。
日本武尊は、この地は稲作に向いていることを、お伝えになったのでしょう。
湧水があって、水がよく、お米がとれる、ということは、お酒がよい、という事です。
お酒は、お米と水の神事。
お酒の銘柄は「副将軍」天下の水戸光圀公。