大国主命(おおくにぬしのみこと)が、ご祭神。
少彦名命(すくなひこなのみこと)と、お二方(二柱ふたはしら)の神さまは、
協力してこの国をつくったと言われています。
大国主命は、大洗磯前神社で、少彦名命は酒列磯前神社でお祀りされているので、
このふたつの神社で、一対の信仰の対象とされています。
ご由緒によると、このお二方と思われる光るものが海の上に現れ、
塩焼き(塩を精製する者)に神がかりして「海から再来した」とおっしゃったのが最初だそうです。
いつまで見てても飽きないのですが、動画で見たほうがよいので。
(音がでます)
酒列磯前神社は、拝殿を通して、海を拝していたのですが、
この大洗磯前神社は、拝殿は海に向かっており、海に背を向けて拝することになります。
ここは、海から、神磯から、お受けるすあるいは、お迎えするための神社なのです。
大国主命と少彦名命というペアのご祭神という意味もありますが、
この二つの神社は、それぞれの役目もあるようです。
二見興玉神社と同じように、浜参宮(はまさんぐう)を行ったので鳥居をくぐります。