橿原神宮、久しぶりです。
明治神宮に似ているなあ、とぼんやり思っていたのですが、当たり前。
明治天皇が、元京都御所の賢所(かしこどころ)と神嘉殿を下げ渡されて創建されたそうです。
明治神宮の森とちがって、うっそうとした森ではなく、むしろ明るい森になっています。
桂離宮や修学院離宮、伊勢神宮の参道、あるいは皇居前広場の松も低く剪定さてれいたことを思い出します。
明治神宮の森は、計画されて作られた森であり、それはそれで明治の方々の卓見だと思うのですが、こうした低い樹木の方が、皇室の気配を伝えるものなのかもしれません。
ここも伊勢神宮、あるいは明治神宮と同じ雰囲気。贅沢な岩が使われています。
この畝傍山がポイント。この神宮のパワーの源。
北参道からは、この山への登山道もあります。
大和三山は、それぞれに美しく、神々しいのですが、橿原神宮と一体となるとまた、別の流れがあるようです。
ご挨拶します。
静謐な空間です。
大きな力でありながら、日常のお願いごとも聞いてもらる暖かさ。
神武天皇というより、明治天皇の雰囲気を感じます。
神武天皇は、どういう方なんだろう?と思っていたのですが、この拝殿というより、うしろの畝傍山の方にいらっしゃるような。
そうか、畝傍山と京都御所にあった建造物。神武天皇と明治天皇。
ここは二重のパワーのある聖地なんだと思います。