富士山の周囲の神社を参拝していたのですが、ここは、富士山ではなくこの土地の氏神様です。
山中湖に近く、奥宮もあり山岳信仰も含むとても古いお社。
「神婚」という言葉が、うかびました。
神婚、というのは、古事記でのイザナギ、イザナミの結婚による国生み神話や、三輪山の大物主(オオモノヌシ)と玉依姫(タマヨリヒメ)の結婚、があたると思うのですが、ここでは木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)と諏訪明神の結婚。
ご挨拶します。
前面にいらっしゃるのは、コノハナサクヤヒメではないようです。ということは、諏訪明神でしょうか。
でも、諏訪大社は、それぞれに感じが違うので、あの4つのお社のどこ、とも違うような感じがするので、この地を治めていらっしゃる神さま、という感じがします。
諏訪大社の記事は、こちらから。
境内には、今も使われていると思う、整備された土俵もあって男性だと思うけどなあ、と思って帰って公式ページをみたら、もともと疫病封じのお社だったそうです。
それなら、とてもわかります。八坂神社に似ているからです。
つるし雛のような、くくり猿のようなものが奉納されていました。
縁起物で、子どもの成長を願うものだと思うのですが、いい感じのものでしたので、ご挨拶して、撮影させていただきました。
縁結びと出産、子育ての神さまです。
りっぱな玉垣で囲まれていました。
すごく大切にされているようです。
この奥には、浅間神社もあって、そちらにはコノハナサクヤヒメがおられうようです。
また、明神山には奥宮もあります。
諏訪明神と木花咲耶姫との神婚は、山中湖をめぐる明神山に象徴されています。
また、大きくみると富士五湖と富士山。
女性と男性。陰と陽。
関連する神社も、気になるのですが、今日はここまで。