東京マラソンは東京をめぐる巡礼になっています。
抽選倍率が高くなって、今年は12倍以上だったそうです。
35万人以上が申し込み、3万人以上が東京を走ります。
巡礼に、お祭りもついてくるような大イベントです。
今年2017年からコースが変更になりました。
湾岸エリアの東京ビッグサイトから、皇居がゴールに変更になりました。
さらに、今年はこの2月26日の夜は、日本では見られませんが、金環日食のある新月の日です。
金環日食の新月の日に、巡礼とお祭りが、東京で、行われるという意味は大きいと思います。
以前のコースです。2015年警視庁のページから(現在は削除されています)
スタートは東京都庁ですが、近くには明治神宮のある代々木があります。記事は、こちら。
江戸城のお堀がのこる市ヶ谷では、市谷亀ヶ岡八幡宮の前を通ります。記事は、こちら。
飯田橋で右折すると、東京大神宮の裏になります。
東京大神宮を含む、新東京五社巡りは、3時間から半日でできる東京の巡礼です。そちらも、おすすめ。記事は、こちら。
神田須田町で右折して、日本橋に向かいます。
日本橋には、福徳神社 芽吹稲荷があります。記事は、こちら。
茅場町をまがっていくと、小網神社の近くにでます。記事は、こちら。
蛎殻町をやや右手におれて新大橋通りにでると、水天宮のすぐ前を通ります。記事は、こちら。
このあたりには、日本橋七福神巡りもできる神社があります。日本橋七福神巡りもなかなか、楽しいです。記事は、こちら。
浅草橋の駅をすぎて、真正面には浅草寺。記事は、こちら。
観音様にちょっと、挨拶をするように折り返し地点になっています。記事は、こちら。
その折り返しは、ゆるく右側に回るようにコースが設定されているので、新しい東京のシンボルとなったスカイツリーが正面にみえてきます。スカイツリーについては、山谷堀の記事で。
そのまま同じコースをもどって蔵前橋を渡ります。
その先は、富岡八幡宮。 記事は、こちら。
ここでも、八幡様にご挨拶するように折り返し地点になっています。
コースは、日本橋までもどって、東京駅をすぎます。
そのあと、銀座を通ります。派手な印象がある銀座ですが、小さなお社がアチコチにあります。
ビルの屋上にある神社もあります。
銀座八丁神社めぐりというイベンがあり、この期間中にだけ、お参りできる神社もあります。記事は、こちら。
日比谷の交差点を左折して南へ。
スカイツリーができる前の東京のシンボルだった東京タワーと、江戸の裏鬼門であった増上寺、熊野神社の前を通ります。記事は、増上寺のこちらと、 熊野神社のこちら。
第一京浜にでます。
この道路は昔は、海岸線だったところです。道路にそって、寺社が点在しています。
討ち入りの赤穂浪士のお墓のある泉岳寺の門前も通り、折り返して、日比谷にもどります。
丸の内を通って、皇居へ。和田倉門がゴール。
皇居は、普段は入れないのですが、東御苑は入れます。記事は、こちら。
東京各地のパワースポットを巡礼し、ゴールは都内最大の聖地である皇居、というコースになっています。
さらに、2017年のこの日は、金環日食のある新月なので、この巡礼は霊的変化をもたらすものになります。
月食や日食の前後は、精神的にあるいは、身体的に変化があり不安定になりがちです。参加される方、応援される方、無理をされないように、体調管理には充分、注意してください。
これは、都庁というビジネスの場からスタートし、都内のパワースポットを巡礼し、皇居という都内最大の聖地をゴールとしているとも考えられます。
つまり、現実の分離の考えから、スピリチュアルを目指すようなものです。
また、ゴールが、未来に広がる箱もののあった湾岸から、皇居になりました。これは、物質的な未来ではなく、霊的なチャージを目的としているともいえます。
こうなると、湾岸の荒れっぷりが、やや気になりますが、できれば42.195kmを完走されたランナーたちには、そのまま皇居を1周して、新宿からつないだ霊的な糸を、結んでほしいと思います。(笑
まあ、そうでなくても毎日、皇居のまわりはランを楽しむ方々がたくさんいますので、それで充分、補完できていると思いますけれどね。
そして、実際に走る人も、これに関わる人も、応援する人も、
それから、地図上でコースをみてきた私とあなたも、この巡礼に参加するのだと思います。