都内、有数の大きなパワースポット。芝 増上寺です。もちろん、東京タワー込みのパワーです。
何度もうかがっているのですが、花まつり 潅仏会 は初めてです。
今日は、東京でも白いものが混じるような冷たい雨です。
お釈迦さまが誕生されたとき、竜王が、天から甘露の雨を降らせたので、お誕生日の今日は、お釈迦さまに甘茶をおかけするとうかがいました。
だから、雨が降る今日は、みんなが、お釈迦さまなのかもしれません。
ここから先が塔頭や別当、別院などが左右に立ち並んでいて、増上寺の境内なのですが、普通にオフィスがあったりスタバもあります。
境内、デカい。
ソメイヨシノは散っていますが、枝垂れ桜は見ごろ。今日は雨なので、堂内です。
手前が甘茶をかける小さなお釈迦様。その後ろが誕生仏。
雅楽の演奏があります。楽の演奏もお坊さん。お坊さん、なんでもできるんだなあ。
法要のあと幼稚園の子ども達の歌があり、子ども達も一緒に、大僧正さまのお話を聞きました。
最後に、全員でお念仏をしました。
本堂で雅楽の音を聞いていると、天上からの音楽を聴いているようで、お釈迦様のみならず、春らんまんの季節に、すべてのものの「生」を、お祝いしているようでした。
真冬に太陽が復活する冬至にちかいクリスマスもいいけど、春なかでの、お釈迦様の誕生日もいいもんだなあ。
そのあと、甘茶のお接待をお受けしました。
念のために申し添えると、おかけした甘茶とは別に用意されています。
甘茶は、あまちゃづるとカンゾウのほんのりとした甘さ。寒い手に暖かく感じました。
外にでて枝垂れ桜の写真を撮っていたら、外国のマダムに声をかけられました。
「桜がきれいね」
そうね。雨で寒いけど。今日は、ブッダの誕生日なのよ。
「え?そうなの?」
驚いています。まあ、クリスマスほど盛り上がっていませんからね。
今、本堂に行くと、ベビーブッダの像があるのよ。行ってみてね。
「ありがとう」
楽しんで。
甘いお茶をベビーブッダにかける、とか、摩耶夫人の脇から生まれた、とか、英語にしにくい気もするけど、楽のできる方もいるし、ホームページは、英語バージョンもあるから大丈夫でしょう。
今日は雨なので、本堂だけ。
また、いずれ。