蘆花公園でおりたら、こっちだよ、と言われたので
ドコドコ?と聞いて、こちらの神社へ。
烏山神社ということですが
もとは白山神社、白山御嶽神社と言われていたとのことです。
世田谷らしい、ぐねぐねとし細い道にかこまれた場所です。
そばに一部、暗渠になった川があって
たぶん、もとは、このお社は川のそばだったんだろうな。
そういえば、先週あたりからククリヒメさんでしょ?と
聞こえていたのですが、文京区の白山神社は
(あくまで気分的に)遠いなあ、と思っていたところでした。
こちらだったんですね。
ご祭神はククリヒメさんをはじめ五柱ということです。
でも、ここの場所って、先祖の記憶がある葬祭の地のような、古くからの聖地のようです。
「御嶽」て、沖縄では「うたき」で、聖なる杜であり先祖を守る土地。
お稲荷さんもいらしたので、ご挨拶。
ご挨拶をすると、ヌケる。ヒビく。
重い場所だけど、強いですね。
で、こっちだな、と思って御社殿をまわって、
立派な御社殿裏に、この碑が。
あと、こちら。
ここですね。
神さまの世界には「時間」という観念がないし、
これ、というとすぐ、ああ、という返事が返ってくる。
一方、私は資本主義の申し子なので、(なんと矛盾にみちた事でしょう)
実社会では、数字で評価されて、結果をだしてナンボ。
だから、どうしても、その間の「経緯」を軽くみてしまう。
なんで、こうなったか、あるいは、
「アンタの言い訳なんか、どうだっていいのよ」と思ってしまう。
でも、その「間」のために、この現世にいるようなもんなんだから
それを軽くみては、この現世での目的を失ってしまう。
つまり、自分の生命をじわじわとなくしてしまう。
だから、物語は、必要なんだよ。
言い訳もね。
烏山神社 ( 地図 )