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吉野神宮

吉水神社からご祭神の後醍醐天皇が遷宮されたのが、こちらです。

本来であれば、第一鳥居から参拝するのですが、こちらから入ると相当な参道になります。

長い参道を進むのが、禊(みそぎ)になるのですが、今回は、吉水神社からなので、省略。
私は裏鳥居から。

廻廊のところにあった絵はがき。後醍醐天皇笠置遷幸の大絵馬。
改修のための、資金あつめに絵はがき1枚100円とありました。
小さな郵便受けのような箱があり100円をお納めしてきました。

大鳥居の前に不思議な空間。

以前の絵馬堂のあとだそうです。礎石や石組みがそのままになっています。
「荒れた」感じがまったくないのですが、そのままにしておくのもなにか理由があるのでしょうか。

大鳥居。

白木の大きな鳥居です。明治神宮によく似た雰囲気だなあ、と思っていたら、明治天皇によって創建されたそうです。
そりゃ、似るだろう。
明治神宮もそうですが、伸びやかで、おおらかで清浄な空間。これだけ大きな、しかも、いろんな思いやエネルギーをもった大勢の人がくるのに、神社という「結界」を保っているのは、すごいことです。
もちろん、奉仕される方の日々のおつとめに、その理由があるのかと思いますが、明治天皇という、つい100年前に実在された方。その方の、大きさ、すごさを感じます。

神門。

拝殿。

ご挨拶します。
他の参拝者がおられない事もあるのですが、静かで、ダイレクトにつながります。
本殿の前では、神職の方がおつとめをされていました。

本殿は、やや北向きだそうです。
普通の神社は、南か東を向いているのですが、ここはちょっと珍しい。
ご祭神の後醍醐天皇が、京都の御所に帰ることを望まれていたので、そのお心をくんで、そちらの方向を向いているそうです。

境内の摂社。

御影社、船岡社、滝桜社とあります。
ここでも、他に参拝者はいないのですが、神職のおつとめが粛々と続いています。

「誰もみてないのに、尊いことだ」と思ったのですが、当たり前ですよね、神さまとの約束なんですから。

摂社は、エネルギー的には、ちょっと弱い。
後醍醐天皇にお仕えした実際の人物が、ご祭神だそうです。以前は、境内の別の場所にあったのですが、ここに集められています。

神社の形は、創建以来ずっと同じ、というところはむしろめずらしく、途中で神社からお寺になったり、配置も建物もかわっていたります。
なかには、「これ、こんな風に塗っちゃったんだ」という残念な狛犬がいたり、「ああ、なんでこんなものを置いておくんだ」という神社もあります。
ここは、昭和になってからも、境内に変化があったようですが、その結果むしろ、すっきりとして明治の創建の時の雰囲気を感じやすくなっているように思いました。

神門をでて帰り道。

拝殿を背にしていますので、後醍醐天皇がみている景色ともいえます。
吉野神宮の本殿は、京都の御所を望むように建てられた、とありますが、天空にぬけていく気持ちよい眺めです。
後醍醐天皇の生涯とお心うちを思うと、京都御所を向いて、というのも、わかるのですが、この気持ちよい眺望を明治天皇は、つくってさしあげたかったのではないでしょうか。

吉野神宮 
「アクセス」のところから入る「ヨシミチガギャラリー」のところが境内の案内になっています。
ちょっと、わかりにくいけど、暖かな水彩画にポエティックな案内がされています。
奈良県神社庁の公式サイトのところにも、このアドレスがありました。公式サイトにしては、ゆるめですが、奈良らしいと思いました。
奈良の、石上神宮も以前は、公式サイトはなかったし、大神神社のサイトも手作り感満載のものでしたし。
奈良の時間は、ゆるりと流れます。

御皇室については、天皇陛下とおよびするのですが、歴史上の人物として、ここでは陛下をおつけしておりません。念のため。

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