サイトでは、下の線がながいのですが、文字化けする可能性があるので、こちら「吉」を使わせていただきます。
吉水神社へは、今回は車で行きました。
一目千本(ひとめせんぼん)といわれる桜が見られる名所です。
鳥居の先は、細い道になっていて、車が取り回せるか、ちょっと不安だけど、この道を下るしかないのか、と思いました。
でも、神社の鳥居前の通りは、大きな車の行き違いが大変なくらいの幅で、近くに車を止める場所もありません。
どうしよう、と思ったのですが、ここではちょっと書けない事があって、運良く駐車できました。
違法なことをしたのではないのですが、ブログに書いてしまうと迷惑がかかる事がありそうなので、書けないのです。ごめんなさい。
うかがった先の、その土地の神さまが、時々、こういった事もしてくれるので、感謝してお受けします。
右の石碑は、吉水院とあります。
帰ってから調べたら、吉野神宮に遷座されるまで、こちらは吉野院と称されて、後醍醐天皇の祭祀の大半が行われていたそうです。
お地蔵様かな?
通していただきますね。次は、お不動様にも伺います。
この庭にちょっと、とってつけた感もなくはない、けれど。
ご祭神は、後醍醐天皇。それと控えていらっしゃるのが、楠木正成公、吉水院法信印公。
拝殿のなかは、ホントに御所のようでした。
拝殿のとなりに、ホントに控えの間のようになっていて、控えていらっしゃる造りになっています。
お話によると、屋根の改修の竣工式だったようで、関係の方々もたくさん。
場が、ちょっとアガっているので、わかりにくかったのですが、ここ、神さまというより、お家ですね。リアルに生きている人間が、神さまとしておられます。
本邸というより、別荘、別宅でしょうか。
ここに続く書院も、有料で見学できるそうです。
そのなかには、邪気払いのパワースポットとして人気を集める北闕門(ほっけつもん)があるそうですが、修験者が修行に山に入る前に、ここを御所とされた後醍醐天皇も、毎日、そこで九字を切っていらしたそうです。
ちょっと私は、興味をひかない。
いかにも好物そうだけど。
祓う必要があれば、自分でやらず、プロに任せるのがいいと思っているから。
吉野は雨の恵み、水の恵みのあるところだけど、海とは直接、むすびつかない。
海からいらっしゃるエビス様がここにいる理由って、なんだろう、と思いましたが、吉野川かもしれません。
あるいは、熊野川。
天からの雨が、川となって海にそそぐようなスケールの大きなイメージ。
後醍醐天皇が、南朝をたてられる、その前から続く水と山の聖地。
後醍醐天皇の拝殿にむかって左に、楠木正成公、吉水院法信印公の拝殿があるのですが、こうして写真にしても見えないところが、控えている感でています。
チラっと写っているのが、こちらの宮司さん。参列者の方々のあいだで記念撮影などもされていて、なかなかおもしろい方のようでした。