写真には、写っていませんが、この柱のあたりで「え?ソコでそんなポーズで?」という記念写真を撮影している方もいて、斬新でした。
御蓋山浮雲峰遙拝所へ。
この前だけ、朱ではなく、板葺の築地塀になっています。
「平安時代の改築時に、ここは本殿からみて東北の鬼門にあたるため、改築前のまま残された」という説明なのですが、(いや、鬼門なら、なおさら、改築して清浄にしないといけないでしょ)とチラっと思ったのですが、どうなんでしょうね。
(触りたくなかったのか、そのまま残したかったんでしょうか。そして、さらに「ホントは、さらに改築すると、でてきてしまうモノがあるんじゃないのぉ?」など、勘ぐってしまいます。これ以上は、わからなかったので、また別の機会に)
こちらから参拝します。
御蓋山浮雲峰は、最初に鹿島から神さまが降り立ったところ。禁足地です。
別の神社では、こういった場所は、斜めにしておかずに、山側を切り崩して、平らにしたり、階段をつくる事もあると思うのですが、春日大社では、極力、自然に手を入れないという考えがあるそうです。
なので、ここも、ビミョーに斜めになっています。
ご挨拶します。
同じ禁足地の山といっても、大神神社の三輪山とはまったく違います。
なだらかで、おだやかなエネルギー。天とやわらかくつながっている山を感じます。
大神神社の山のエネルギーについては、こちらの記事に書きました。
廻廊のなかは、いろんな神さま(と参拝以外の人間も)が、おられて、ひとつひとつが判別できませんが、静かであれば、この結界の中は、相当にエネルギーの高い場だったんだろうなあ、と思います。
そして、ホントはハズせないはずの若宮社。
若宮こそ、奈良で生まれた神さまで、重要なところ。
今回は、ごめんなさい、と片手でご挨拶してしまいました。
ぜひ、また、呼んでください。
春日大社の宮司さんがお書きになった本。
これ、読んでから、あるいは参拝のお供にされることを、おすすめします。
春日大社 公式サイト