築地の波除神社です。
ここ、魚の匂いがします。
江ノ島は干物の匂いなんですが、こここは、さばいた魚の匂い。
周囲は、築地市場の場外市場になっていて
国内外のお客さんで、お鮨を食べたりしてにぎわっています。
神社の前は、昔は川だったんですね。
海幸橋が、かかっていたそうです。
築地市場の移転の話が、ちらっと思い出されます。
海もちかくて、荒っぽいような感じがします。
昔は、もっと海のそばで、川もあって、このお社から見えたんだろうなあ。
鳥居をぬけて、うかがいます。
ご神木はイチョウ。枝垂れ銀杏と言われています。
しだれています。珍しいです。
狛犬になっているのは、巨大な獅子頭。
弁天社と、手水もここです。
鳥居の左右に鎮座されています。
デカい。
波風をピタリとおさめたので、それに対して奉納された
一声で万物を威伏させる「獅子」の巨大な頭だそうです。
ご挨拶します。
強いですね。
「人生の波を乗り切る神社」とのことです。
わかります。
でも、ご神体はお稲荷さん、とのことですが、ちょっとなんか、違うような気がします。
ご由緒によると「光を放ち漂う御神体」を祀ったということですが、なんだろう。怖くて綺麗なモノだろうな。
境内には「海老塚」や「すし塚」があります。
その奥に、「おきつね様」があります。
これは、稲荷社の感じがします。
末社として天照大神、大国主命などなど、「普通の」神社であれば、主祭神になるような方々が、むしろひっそりと。
不思議なところだなあ。
築地市場の威勢のいいお兄さんたちが、お守りするパワーの神社です。
日本橋の小網神社に似た、海から来た強いモノのパワーを感じました。
「今、シンドイ」という方は、是非、うかがってください。
開運祈願、災難よけ。確かに、そうかもしれません。
これは築地の車。かわいいね。