世の中の動きが不穏で、将来、どうなるのか不安なニュースが多いなか、ハッピーな話題がTLにあふれてきました。
天皇家の秋篠宮眞子様が、ご婚約への準備をすすめられている、という報道です。
まだ、これを書いている時(2017.5.17朝)には、まだ状況がよくわからないのですが、うれしいニュースです。
(宮内庁のホームページから)
目立つのは、やはり月。天頂MCにぴたっとついています。
月は、プライベートを示していて、社会の立場でそれを明らかにしないといけない、というやや月にしては負担の大きな場所にあります。宮家にお生まれになって、生まれた時から世の中から注目されてしまうという配置です。
宮家でなくても家業を継ぐ事になったり、近所から「ドコソコの家のコ」と言われることも多いようです。
そして、月以外の天体は、下半分。
社会的にプライベートが見られてしまう立場であるにも関わらず、本人はゼンゼン、世の中にはうってでていく様子がありません。
太陽は4ハウス手前、ギリギリ天秤座。
4ハウスには冥王星、火星もあり、宮家という内部圧の強い世界のなかで、自分の立場をさぐっていることがわかります。
また、冥王星は、「圧倒的な家」である事を示しています。
今上天皇陛下の第二の皇子である秋篠宮家の長女である内親王です。
陛下にとっては初孫で、小さいことから注目されていて、内親王のなかでは最も「お姉さま」です。
弟君には皇位継承第三位の悠仁親王(ひさひとしんのう)がおられます。
なので、ご自身の家のなかでの立ち位置は、いろいろなお考えがあるとお察しいたします。
今、この天頂の月に天王星がかかってきています。
天王星は、突発的な変更を示しています。
プライベートが突然、変更されることを示しています。
単独の月に天王星がかかってくると、かなり衝撃的な事件になる事もあるのですが、月とむかいあう太陽がしっかり、霊的な根をはっているので、天王星がやってきたくらいでは問題ありません。
しかし、宮内庁にとっては、かなり突然の報道のようで、まだ、発表する段階ではないと思っていたようです。
天秤座の太陽と、蠍座の天体には、この秋以降木星がかかっていきます。ご結婚は来年以降、とお聞きしました。
一般的な結婚では、実家をでて新しく家庭を作る、という事になるのですが、そういう配置にはなっていません。
また、結婚は土星がからんでいることが多いのですが、今現在の配置では、それはありません。唐突な発表だったことが、ここからもわかります。
山羊座、乙女座の天体と太陽が小三角をつくっており、ご結婚後も研究を続けられていかれるでしょうし、皇室の伝統を守っていくことになると思います。
ご結婚は来年(2018年)の秋くらいといわれています。
山羊座の土星と乙女座の木星がトラインという調和的な配置になっています。
しかし、そのあと、オトナとしての態度を求められるサターンリターンが2020年にあります。ご自身の「家庭」を意識されるのは、そのあたりの時期ではないでしょうか。
いずれにしても、表だっては秋篠宮家としてではないでしょうが、今後もプリンセスとして活躍されていくと思います。
(追記 2018年2月6日)
当初、2018年3月4日に一般の結納に当たる「納采(のうさい)の儀」を行い、11月4日に結婚式を挙げる予定だったのですが、延期になったと発表されました。
2020年以降との事。
結婚については、土星が関係するのですが、木星とトラインという穏やかな、調和的な配置ではないんだなあ、と再度、認識しました。
一般に「試練」とされる土星ですが、大人としての自覚と責任という意味で、土星のリターン、あるいはスクエアという強い配置で結婚される方が多いようです。
(追記 2018年8月8日)
お二人の納采の儀に関し、秋篠宮家が難色を示しているいうニュースがあり、一方で小室圭さんが留学のためアメリカに出発したと報道されました。
現在のところ、宮内庁での公式発表は2月7日付「眞子内親王殿下のご結婚関係儀式等のご日程の変更について」のみです。
眞子さまのチャートでは、この日から逆行を開始した天王星が天頂にあります。
天頂の天王星は、突然の社会的立場の変化を象徴します。方向転換は過去の事のやり直しと読めます。
進行の月は9ハウスにあり、海外に気持ちを寄せておられるご様子のお心内を思うと、痛々しい限りです。
プライベートが社会のなかに見えてくる天頂の月は、「家」のトラブルである火星と向き合っています。
2020年のサターンリターンがやはり、ひとつの目標、目処。その時には、木星も近くにあります。
それぞれの思うところがおありになると思いますが、落着くところがありますように。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。