4月18日 火星が獅子座に入ります。
2024年11月に獅子座に入った火星はその後、逆行をして蟹座に戻りました。
20254年2月24日、蟹座で逆行を終了したあと、再度、獅子座に入ることになります。
獅子座に入るタイミングで冥王星が水瓶座にはいったので、向かい合うオポジションという配置になりました。(1月3日)
なかなか緊張感のある配置でした。
象徴される事はいくつかあるのですがまだ、ここに書けるほど落ち着いているとは思えないので、こちらでは描きません。
火星が獅子座に入ると、2024年11月ころからなんとなく、スッキリ進まなかったことが前へ進み始めますし、
あるいは、逆行が終わった2月末以降に取り組んでいたことの「その先」に行ってみよう、というエンジンがかかります。
また、ストレートにやる気がでてきます。
いままで滞ってきた時期が「悪かった」のではありません。
この数ヶ月のあいだ、やる気がなかったという事だけでもありません。
必要な条件が揃ってきた、とか、前に進めるだけの力がついてきた、という事もあると思います。
3月は水星も金星も逆行しており、月末には海王星が牡羊座に入るという大きな天体イベントがありました。
また、また、この火星はOOBというとても遠いところにある火星で、強くプレッシャーをかけてきます。
OOBのピークは2月中旬でしたが、4月上旬まで続きました。
季節や、年度末の切り替わりでもあり心身に不調がでやすい時期です。
なので単に体調がよくないので、エンジンがかかりません、とか、やる気がでないという時期だったかもしれません。
一方でこの火星が落ち着いてきたあたりで、ちょうど土星、天王星、火星の小三画ができています。
4月5日のホロスコープです。
持ち続けている才能やお金を、将来にも使えるように、変えていくことのできる配置です。
これは勝手にそうなるのでも、なってしまうものでもありません。
自分の意思をもって変えていくことができる、のです。
別の世界でも、あるいは将来でも変わらずに自分の才能で食べていくために、ブラッシュアップできるときです。
京都の老舗のように変わらない安心感はあるけれど、ちょっとずつ変えていっていることをして、自分の土台を確認できるときです。
また、この天体配置では増やす方向ではなく、基本は減らす、断捨離の流れです。
いままでずっと持っていたけれど、それって将来、使うの?という視点も大事。
それが火星が落ち着いてきた4月上旬から、火星が獅子座にはいるあたりまで「有効」となってくるので、獅子座に火星が入る前に、確認しておきましょう。
「自分のスキルは別の会社や、将来も使えるのか」
「自分の持ち物のなかで使っていないもの、来年、使っているのか」
「将来、必要なお金のために、いままでの蓄えのやり方でいいのか」
火星の逆行についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/84174
なので、この獅子座に火星がはいるあたりには、プレッシャーも落ち着いてきています。
このあと、この火星が牡羊座に入った海王星とトラインという調和的配置となります。
火星は牡羊座の支配天体でもあり、魚座でふくらんでいた理念、イメージが遠慮なく押し出されていきます。
また、獅子座に火星が入ることで水瓶座の冥王星とオポジションになります。(4月27日)
前回と比べ、火星が逆行していないこと、OOBではないことから前回1月の時に比べ、エネルギーが素直にぶつかる感じです。
確かにヒリヒリする配置ですが、火星と海王星のトラインによって調停されているので、個人の主張や誇り、意地といったものが「それ、ナンの意味があるかわからない」という対立構造のなかで、じゃあ、新しい理念を打ち出しましょうということで解決しそうです。
ただ、このあたり太陽を含め、不動宮(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)のTスクエアができているので、
理想や理念ではわかったけれど、実際にはどこまで妥協をするのか、譲らないのか、というプレッシャーもありそうです。
特に、このあと新月(4月28日)となるので、ストレートにでるパワーや情熱に突き動かされる、というより、プレッシャーや葛藤になると思います。
なので、この火星の勢いに素直に乗っていけるのは、火星が逆行を始める場所に戻る5月上旬だと思います。
将来に向けて、断捨離をして、スモールステップで見た目にはわからないかもしれないけれど、実感として変化をしていったうえで、
自分を押し出していく、という流れです。
4月27日 冥王星と火星が向かい合う東京でのホロスコープです。
アイキャッチイメージは、獅子座の情熱をAIに描かせました。
チャートは、さくっとホロスコープ作成 さんでつくりました → https://nut.sakura.ne.jp/wheel/horo.html