前回の続きです。
出生時間が不明な人の出生時間を占星術の方法で推定していくというお話。
テーマはChar
理由は好きだから(二度目 笑
前回も書きましたが、この一連の記事は、占星術をつかって好きなCharを勝手に語る記事なので、興味のある方だけついてきてください。
しかも、この記事は誰も読まなくても続きますので、そのおつもりで。
前回までは、候補となるいくかの時間を選んでみました。この段階ではあまり絞り込んでいません。
そして、もちろん実践でやるとしたら、もっと前段階で時間をしぼるべきです。
前回は4だったので、ここは5から続きます。
5.MC(天頂)を探す
天頂に冥王星、天王星、あるいは土星がかかってくるとその人の人生のイベントが起こることがあるので、前に調べた人生イベントの一覧表と照らし合わせます。
MCというのは、その人の社会的看板なので、当人でなくても外側からみて、変化がわかりやすい事が多いです。
なので、外側からみた出来事があったときは、その本人のMC(天頂)に何か天体(天王星、土星、冥王星)が位置している可能性があります。
例えば、転職や結婚で名前がかわるときに、その人のホロスコープの天頂に天体がかかっている事があるのです。
そして、MCは出生時間によって変わってくるので、この外側からみてわかりやすいイベントあったとき、つまりそこが天頂なので、それによって出生時間とハウスがわかるんじゃないかという考えです。
前の記事では日付がかわった0時から1時間ごとにチャートをだしたとしたのですが、さらに検討して30分きざみのチャートを候補にいれました。
メンドくさいことを好きでやってるんです。いいんです、ほっといてください。
候補になっているのは、4つ。
A.午前3時チャート
B.午前10時チャート
C.午後12時半チャート
D.午後17時半チャート
あと、これはおもしろい配置のグランドトラインがあったのでE.午前4時チャートもいれました。
少し出生時間が違っても、MCで起きるイベントには違いがでてきますし、イベントがきっかり起きるわけでもないので多少のゆるみはあります。
また、子どもの頃は、社会的看板は関係ないので無視しています。
数字は上の表のイベントのところに書いてある番号です。
1と9の空欄の部分は、もちろんまったく活動していないわけではなく、それぞれあるのですが冥王星、土星、天王星が象徴となるようなイベントがみあたらなかったのです。
7.の野音のフリーコンサートは、1979年7月14日開催された伝説のライブです。
ネットでの情報は全くない時です。ましてツイッターやラインのない時代に、口コミと看板だけで1万4000人を集めました。ちなみに野音のキャパは3119人とされています。
1980年には息子のジェシーが誕生しています。
次にDの17時半のチャートの8.の2008年5月にはジム・コウプリーが54才にして最初のアルバムをリリースしています。
その「スラップ・マイ・ハンド」というジム・コウプリーのアルバムは、Charが立ち上げたインディーズレーベルの江戸屋からリリースされているのです。
ジム・コープリーは、最初に1988年にCharが江戸屋で活動している時から、交流があるドラマーで、サイケデリックスのメンバーです。
サイケデリックスは、ツアーにコーラスとしてアン・ルイスも参加したりしていましたが、メンバーのチェンジなどで最終的には、Charとジム・コウプリーの二人のバンドとなりました。というより、そもそもサイケデリックスとはジム・コウプリーとCharのことだったと私は思っています。そして、私はこのサイケデリックスでCharは世界にでていきたかったのではないかと思っています。
結局、アメリカでのライブはしたものの、Charの活動拠点は国内に留まったという意味で、それはかなわなかったのですが、その相棒、ツレであるジム・コウプリーのソロとしてのアルバムを自分の江戸屋からリリースしたこと(と、息子のジェシーが結婚して、お孫ちゃんができたこと)は、責任をひきうける、決着をつける、形にするという土星のイベントだと思うのです。
ちなみに、ジム・コウプリーは2017年に亡くなっています。
私は音楽批評するほどの、アレではないのですが、ジムのドラムは華やかだけど、叩きつけるような乱暴さがなく、とてもスマートなドラマーだったと思っています。
ジム・コウプリーの「スラップ・マイ・ハンド」はCharはもちろんのこと、ジェフ・ベックも参加してジム・コウプリーの最初で最後のリリースとしてふさわしいものになっています。
(続きます・・たぶん。文中敬称略です。失礼しました)
ジム・コウプリー 英語のwiki
ジム・コウプリーのアルバム
スラップ・マイ・ハンド
Char 公式サイトzicca
江戸屋 公式サイト(いまはCharの活動拠点はZICCAに移っていますが、取締役に名前があります)
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。