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木星と冥王星のコンジャンクション 過去に何が起きたの?

2019年12月に木星が山羊座に移動すると、山羊座に木星、土星、冥王星が集合することになります。
この集まり(コンジャンクション)については、別に記事を書いているのですが、過去、どうだったか検証することにしました。

ここでは、木星と冥王星が、コンジャンクションした過去について書きます。

木星がひとつのサインに約1年とどまり、一方、冥王星は250年以上をかけてサインを1周します。

なので、木星と冥王星がコンジャンクションとなるのは、だいたい13年に1度です。

前回、木星が冥王星とコンジャンクションとなったのは、2007年12月射手座です。
これを含め、過去3回のコンジャンクションをみてみました。
また、表です(笑 申し訳ない。

こうしてみると、その時の実感があまりない。
むしろそのあとに起きた冥王星の移動の方が印象に残っています。

しかし、木星の象徴として、「拡大する」があります。その時にふくらませて、あるいは引っ張り出したイメージはサインによって読み取れます。

1981年の時は、天秤座のコンジャンクションで、人よりちょっと良いもの、あるいは、人よりちょっとよい地位をという気持ちがふくらませていったイメージです。

1994年は、蠍座のコンジャンクションでみんなと同じ気持ちで大きなことを、徹底的にするという方向がふくらんでいくように思います。

2007年の時は、射手座の理想は高いほどいいし、または、その都度変えていばいい、ということも読み取れます。

やはり、いずれも、この木星と冥王星のコンジャンクション自体は印象には残ることはありません。

それから、木星と冥王星のコンジャンクションが、サインの最後の方でおこっているので、なにかふくらんであるいは、引っ張り出していくうちにその結果が次のサインで形になる、ということの方が読み取れるようです。
そこには冥王星のサイン移動も関わってきていると思います。

そして、2020年の木星、冥王星は山羊座で起こります。
山羊座は活動宮で、土のサインです。
(活動宮、土のサインについては、こちらで表にしたので、参考までに)

2020年は木星と冥王星のコンジャンクションは、4月から11月までに3回あります。(追記→2020年に記事にしました。こちら

山羊座の木星は、「具体的な結果をだす」事や「ルールや上下関係に従う」「権力がある」のは良いことだよ、と拡大させていきます。
そして、活動宮なので、「すぐに」拡大していくでしょう。
なので、あるいは来年はこれが象徴するわかりやすい出来事がおこってくるように思います。

そして、それが冥王星の極端さにふれて行き過ぎることが起きると、
「結果がでなければ、ムダ。しない方がいい」
「上がそういうならルールや慣習になっているから、正しいかどうかは関係ない」という事になってしまうのではないでしょうか。

もちろん、ここに土星が関わってくるので、2020年はこれだけではありません。
(土星と冥王星の話に続く)

トリプルコンジャンクションについては、こちらの記事で。
グレートミューテーションについて、こちらの記事で。

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*この記事を書いた人について
 辰巳(たつみ)
 聖地を巡礼する占い師。西洋占星術とタロットを使います。
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