浅草で用事があったので、久しぶりにこのあたりへ。
「江戸名物、伊勢屋、稲荷に犬のなんちゃら(自主規制)」という江戸の流行り言葉があったそうですが、東京は今でもお稲荷さんがたくさん、おられます。
ここも、この地をお守りし、商売繁盛のご利益のあるお稲荷さん。
入口の鳥居からみると、ガチっとしている印象。お稲荷さんらしく、しっとりしているのかなと思っていました。
鳥居をくぐってすぐ右手に、小さなお稲荷さんがいらっしゃいました。
祓いのお役目もありそうです。
お賽銭箱のかわりに、ちいさなツボがあったりするのですが、毎日、どなたかが手入れされているようで、こうして参拝している間も、ひっきりなしに誰かが入ってきて、ご参拝されています。
意外と、スカっとヌケている。
でも、後ろにラブホ。周囲は、飲み屋さんや、お料理屋さん。
私も実は、この先のホテルでご飯をいただいたところ。
ありがとうございました。美味しゅうございました。
感応という社号がおもしろいです。
願いに対し、お応えいただけるお稲荷さんでしょうか。
ラブホと飲み屋のあいだに、英語の表記のある新しいホテル(というかゲストハウス、ドミトリーが近いかも)がいくつもできています。
ここは、浅草六区も近く、いまも新しい劇場ができています。
東京も変わっていくのですが、人間の欲は変わりません。
それを受け止めていただいているようです。