すごく立派な鳥居ですが、この鳥居の前は参道ではなく田んぼがひろがっている、のんびりとした風景のなかにあります。
そして、この鳥居の隣には、広い駐車場。
このあたりを守っていただいている神さまなんだな、と思いながら、この鳥居をくぐって参道へ。
白い参道の石が清らかです。
手水舎。
ちょっと斬新なデザインで、新しい手水舎で、おもしろいな、と思って、手水をつかっていると。
ワイファイのご案内が。
古くからの鎮守様でありながら、こういった事もされていて、イマドキでもあるんですね。
境内のなかに橋。
普通、最初の鳥居のところに結界のために、橋がかかっていること、あるいはカタチだけでも欄干と橋のデザインになっている神社が多いのですが、ここは拝殿の前にあります。
ふと、左右をみると、ホントに池があって小さな滝もありました。
結界というより、清め、祓いの橋でもあるんだな、と思いました。
ご挨拶します。ああ、ゴズーだ、というのが第一印象。
そして、いいところだなあ。
平日のこの時間でも、授与所には、きちんと巫女さんが座っていらっしゃって、境内は、清らかに保っていられます。
でも、あの駐車場の大きさから、初詣やご祈祷にみえる方も多いんだろうなあと思いました。
進雄神社(すさのおじんじゃ)というように、速須佐之男命(スサノオノミコト)がご祭神。
そして、武士の感じもします。
スサノオということは、最初は、伝染病を主にする病気平癒の神さまだったんでしょうか。
ご由緒をみると、869年に尾州津島神社を勧請したことから、創祀されたとありました。
境内のご由緒をみると、武家の信仰もあり、武田、上杉、北条といった武家の名前もでてきて、この地がそういった武家のパワーポイントのひとつだったこともうかがえます。
当時は、きれいごとではない争いもあったと思います。
でも、こういった、まっとうで、きちんとした神社が地元の神社だったり、産土(うぶすな)の神社だったら、うれしいし、ご利益もあると思います。