第一印象は「読めない」(笑
笛吹川を望む山の上にある、見晴らしがよい神社です。
この日は、よく晴れていたのですが、甲府盆地は、ジメっとする想像以上の暑さでした。
でも、この神社のあるところでは、川からの涼しい風が吹いてきて、下界とは別のさわやかさ。
テングのウチワは、富士山をめぐる神社でも、よく見ます。
ああ、そうか、大嶽山って富士山のことか。
拝殿が富士山に向かっているので、私は富士山を背にして参拝している事になります。
富士山を背にしているせいか、富士山のまわりの神社独特の大きさ、重さがありません。
拝殿のなかの神さまは、大山祗神(オオヤマツミノカミ)
富士山におられるという木花咲耶姫のお父神さま。親子で向かい合っておられる。
としても、参拝する拝殿のなかには意識はいきません。川風のように、むしろ、うしろ。
いいところだなあ、と風に吹かれているのですが、神社というより、いい眺めだなあ、という感じ。
授与所にあった表示。コスプレ協力します。「とあるコスプレの撮影計画」
この神社、社格がないんですね。
こうした神社の表札には「県社」とか、「国幣中社」とか、昔、国が決めたランクみたいのがあって、それを表札に出しているところが多いのですが、ここはそれがないのです。
境内は公園のように整備され、清められているのですが、どこかフリーダムな感じがするのは、そのせいかも。
たぶん、この鳥居の向こうに富士山がみえるはずなんだと思います。
この日は、暑かったので水蒸気で見えません。
帰って調べたのは、内陸にあるのに「磯」?
笛吹川から見ると、海につきでた岬のようにみえるので、「差し出の磯」といわれているということでした。
授与所のとなりのテラスに、カフェ希望します。そこで、江戸時代からある「指出(さしで)の磯」など、いかがでしょう。
虎やのサイト 指出の磯 から