「奈良、時の雫」は、奈良に在住されている映像作家の保山耕一さんが、その日に一番美しいと感じられる奈良の風景をYouTubeにアップされているサイトです。
保山さんは、2013年大腸がんで余命宣告を受け、肺に転移したがんを持っておられながら、日々、奈良の美しい映像を公開されておられます。
私が知ったのは、「こころの時代」という宗教番組でした。
ご自身の事をお話されながら、撮影の日々が紹介されていました。
そのなかで、春日大社に奉納された「映像詩・春日大社〜私の命と春日の神様〜」の制作を通じ、花山院弘匡(かさんのいんひろただ)宮司が幼かったお子さんを亡くされている事を知ります。
そして、ご神気としか思えない映像も撮影されています。
保山耕一さんは、こうもおっしゃいました。
「この先待っているかわからないですよって。今までの人生よりも、もっと喜びに満ちたことが待っているかもわかんないですよ」
奈良、時の雫 YouTube
奈良には、神さまがいまもおられると思います。そしてまた、これからも神さまを近くに感じることができる場所でありつづけられますように。
春日大社に奉納された「映像詩・春日大社〜私の命と春日の神様〜」は、時々、上映会が催されている事もあるようです。上映会の情報については、保山耕一さんのツイッターアカウントをフォローしてくみてください。
こころの時代~宗教・人生~ 命の輝きをうつす 予告編を含むNHK関西ブログ
保山耕一さん 公式サイト
ツイッターアカウント @hozankoichi
蓮の花の上のカエルの写真は、朝日新聞の「カエルは舞い降りた 小滝ちひろ」から。