射楯兵主神社 (いたてつわものぬしじんじゃ) 釜蓋神社 (かまふたじんじゃ)

海のなかにある聖地。
サイズ感がとてもいいのです。江ノ島のような大きな海の聖地は、全体を自分で把握するにはちょっと大きくて、神社の拝殿だったり、岩屋だったり目の前の聖地だけしか把握できないのですが、ここは全部、わかるサイズ。

入口。

ぐるっとまわって、拝殿が見えたところ。

少し雨がふっていたのですが、ここで大きな雷鳴。1回だけ。
お祓いしていただきました。
ご祭神は、スサノオノミコトだしね。

ご挨拶します。

海というのは、強力な浄化の作用のあるところです。
スサノオノミコトをご祭神とする神社は、以前は牛頭天王(ごずてんのう)を祀っていたところが多いので、ここもそうかもしれません。
牛頭天王は、疫病退散のお力があります。なので、海という浄化のあるところにおられるのも、おかしくないと思うのです。

実はここに来るまで、あまり情報がなかったのですけれど、手前にある駐車場には大型バスも停まるようなスペースがありました。

ここには、珍しい参拝方法があります。

参道から拝殿まで、拝殿にあるお釜のフタをのせて、落とさずに行けると願いがかなうそうです。
あるいは、2枚目の写真の右側にもちょっと写っているのですが、このお釜に小さなフタを投げ入れることで願いがかなう、ともありました。

これは拝殿の中です。

ちょっとラーメン屋さんみたいに有名人のサインが貼ってあるので、おもしろい参拝方法が、テレビやメディアであげられたのでしょう。
過剰なブームで、ご朱印がスタンプラリーになってしまうのは残念なのですが、やはり参拝の人で賑わった神社はご社殿も新しくなります。

ネットでみると、こちらのブレスレットが有名らしいです。神社の授与所でいただくものではなく、近くで手に入れられるそうですが、ここでは書きません。
上に書いたように、メディアで取り上げられて、寺社が賑わうの否定する気持ちにはなれないのですが、私は、有名人が参拝したからといって、実際に参拝をせずにご利益のあるブレスレットをメルカリで手に入れるのは、違う気がします。
それに、誰も参拝のない神社が、自然に帰っていくような場所もよいなあ、と思う事もあります。

拝殿のよこ。そぐそこに本殿があります。

普段はあまり、考えることはないのですが、あまりに近いので、ご神体はなんだろうか、と考えました。
輝く貝かな、それとも珍しい深海の魚かな。
風に飛ばされて降ってきた蓋をご神体としているので、空から降ってきたナニか、かもしれない。

拝殿の横には、これを触ると良縁、子宝、安産にご利益のある寿石があります。

っつーか、これ男根じゃないか。ハマっている陰陽石だし。
おおらかだなあ。

そして、ここに小さな参拝者がいました。

神社に参拝するとこういった小さな参拝者に会うこともあるのですが、カニは珍しい。

拝殿の周囲をまわってみます。

ここで禊ぎをするのも、いいかもしれないなあと思いました。

海は浄化のパワーでもあり、生命を育む力もあります。
ここで祓われて、新しく生まれていくものが必ずあると思うのです。

釜蓋神社 南九州市のサイト