山門から大日堂にうかがいます。
お不動様は、「火」のイメージがあるのですが
こちらが素晴らしいのは、むしろ「水」に恵まれているところ。
御坊の周りには水が流れて、こういった井戸があります。
こちらの開基は、奈良時代以前とのことですが、
うしろの山と、この湧き水の場所は
それ以前から大切な場所だったんだろうと思います。
今回は伺いませんでしたが、山内八十八箇所巡拝コースがあるそうです。
機会があれば、いずれまた。
山門です。
扉の彫刻。
貫主さまがおっしゃっていたように、
このお山は、もみじがたくさん。紅葉シーズンは鮮やかでしょうね。
山門の横には、鳥居が。神仏習合いい感じ。
説明書きによると「旧五部権現社殿」とのこと。
八幡、稲荷、丹生、高野、青龍権現と。
最初に、勧請したのが八幡で、のちに合祀されたらしいのですが、
稲荷は、どこにもいるし、丹生と高野は高野山がらみとして
青龍権現、というのが気になります。
もともと、ここの、水性豊かな場所にいらした方かもしれません。
やっぱり、水なんだな、もともと。
そして大日堂です。
こちらは、実務的な感じがします。