ご由緒によると、もともと第二世法密上人が、日旱(ひでり)の時に雨乞いの祈願をした龍神社とのこと。
また、もともとこの地にあった湧水に住んでいた白蛇が住み場所がなくなって戸越公園(いきなり現代の名前ですが、元は肥後藩主細川家の下屋敷の庭園跡だそうです)の池に移っていたけれど、古巣に返して欲しいと旧家の当主の夢にでてきたという縁起も書かれていました。
新型ウィルスによる感染症の拡大予防で手水の使用が禁止されている所が多いのですが、こうした花手水として見せていただくようになさっているところもあります。
主祭神は天照大神。
いまは、金運神社として有名になっていますが、もともとこの地域におられる神さまです。
とても、おだやかな感じです。
脱皮する蛇のように再生、気力の復活、開運を願いましょう、とありました。
このご時世、撫でるのはちょっとご遠慮しました。
有名になってきた理由が、なんとなくわかってきました。
こうした仕掛けというか、わかりやすさなのだと思います。
良い悪いではなく、わかりやすさも必要だし、でも、それだけに終わってはいけない、ということだと思います。
写真がハレーションを起こしています。見にくくて申し訳ない。
「おわかりいただけただろうか」とか「何かがある」とは申しません(笑
とても格のある神さまだと思います。
人間たちのやることは気にされないような揺るがなさがあるのが、主祭神の天照大神さまなのでしょう。
古い神さまのご様子だけど、手前の龍は新しい。つくっちゃったのね。
奥にみえるのは、白蛇辨財天社。
左側に白蛇種銭の銭回しのやり方が書いてあります。ムムっ、ムズいぞ。
いただいた境内マップにも書いてありましたので、ここに貼っておきます。
要は、種銭を持って帰って一緒に洗ったお金はお納めするシステム、なのかな。
私は、神社仏閣で銭洗いで洗ったお金は、地元ですぐ使ってしまうシステム(笑 を採用しています。
なので、ここで洗ったお金は地元のお花屋さんで使いました。
でも、そのお金がビミョーにクチャクチャしてしまうのです。
なので「銭洗いをしてきたお金のです。そして、このお金は回して、使ってください」と説明してお渡しします。
なかには弁天様がおられました。
お稲荷さんらしい、しっとりした感じです。
このあたりはその昔、用水路だったあとが暗渠になっている道路が交差している場所です。
水は滞ると腐ってしまいます。お金も同じように回すというやり方があっているのだと思います。
より大きなお金を回せるように、というご祈願を聞いていただけるようでした。
動画の方が美しいので、花手水の動画をおきます。
蛇窪神社 公式サイト https://hebikubo.jp/