長い参道が続きます。
これだけ長い参道は馬場があって、流鏑馬の奉納とかありそうだな、と思ったら、やっぱり、馬場がありました。
もともと、坂上田村麻呂様が宇佐清水八幡宮を岩手県水沢市にお迎えしたのですが、それを室町時代に大崎八幡宮のお名前の由来である、大崎氏がこの地に遷祀したことからのようです。
その後、この地を治めた伊達政宗公、代々の藩主によってお守りされているとのこと。
当然、武家なので馬による流鏑馬神事をご奉納なさったでしょう。
ちょうど夏越しの大祓の時だったので、茅の輪があります。
古いものだと思うのですが、なんか、可愛い。
拝殿前の場所からして門のある場所なので、そういった意味もあると思うのですが、他の神社では氏子さんたちの集まる場所だったり、神さまへのお供えするものを置く場所だったりします。
でも、長床(ながとこ)と書いてあるのは、少ないと思います。
中身は、大きな奉納絵馬がありました。
仙台にきてちょっと驚いたのは、みなさん、地元のスポーツチームを応援する熱の熱さ。
(乗ったタクシーの運転手さんが、ことごとくラジオで楽天の野球中継をかけてて、そらまあ、熱心なこと)
ここからも感じます。
ひとつのお屋根のなかに拝殿と本殿があるお社。
その前には常設(だと思われる)テント。
そうだよね、だってスポーツチーム全員がくるわけで。
人数がいるときはご昇殿できない人数の事もありそう。
八幡様、なのですが、どこかで仏様っぽい感じがします。
そもそも、明治の神仏分離までは一緒だったんだろうし。
ご祭神は、八幡様であれば、応神天皇、仲哀天皇、神功皇后の三柱、なのですが、公式サイトにはご神名としては書かれていません。
黒い漆に極彩色の彫刻、そして屋根は唐破風ととても豪華で力強い建物です。
獅子と龍が対峙し、奥には天女。
公式サイトにはVR映像があがっていました。
https://www.oosaki-hachiman.or.jp/event/index_vr.html
神さまのすぐ、近くまで進むことができます。ドキドキ。
鶏も天照大神の天岩戸神話の時の朝をつげるものとして、時々、神社におりますが、こちらの絵馬から飛び出して、洪水を知らせたといういわれがあるそうです。
公式サイトの「八幡さま便り 52号」 → https://www.oosaki-hachiman.or.jp/letter/no52.html
武家の神さまであり、戦いの神さまにお守りいただける事は心強いです。