初詣に、サントリー美術館の
「平等院鳳凰堂平成修理完成記念 天上の舞 飛天の美」展へ。
気持ちのいい展示でした。
あまりに気持ちがいいので、頭のうしろから魂がぬけるかと思いました。
飛天に実際に、さわって結縁できる展示もあって、
注意書きに、指とか衣は壊れやすいから注意してね
と書いてありました。
また、この飛天「も」、魂が入っている、ともありました。
そのせいか、どこにも書いてないのに、
みなさん、触れる前やあとに、合掌されています。
この飛天も、修復されたあと、平等院鳳凰堂にかかげられるそうです。
来迎図や曼荼羅もあって、ごくらく、ごくらく。
展示の最初にあったように天使も飛天、なんですよね。
それから、鳥のような迦陵頻伽(かりょうびんが)もかわいい。
ヒトというか鳥というか、無心の生き物。
仏さまの飛天もあるのですが、
天と地のメッセンジャーである飛天、水星、天使は無心。
善悪、よしあしではなく。子どものように。
明日にかけて、水星がつくる星の配置もあったな。
もし、お時間があえば、ぜひ。
サントリー美術館 「天上の舞 飛天の美」