逆行をしている金星と水星が魚座に入ります。
金星は3月27日、水星は3月30日です。
金星の逆行についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/87236
水星の逆行についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/87423
大きな天体イベントとして、この3月30日は、海王星が約164年ぶりに牡羊座に移動します。
また、その後、土星も約60年ぶりに牡羊座に移動します。
その後、逆行があるので海王星、土星ともに、魚座に戻ってきます。
牡羊座に入る、あるいは牡羊座に戻る、というのは、春分点を超えるということもあって
そうした大きな天体イベントは世代、あるいは社会の変化の象徴をとされるのですが、この水星や金星は個人の暮らしに関わる天体です。
なので、この水星、金星が海王星、土星が動くところをなぞっているのは、世代や社会の動きを個人に落とし込んでくるもの、あるいはその下準備だと思うのです。
この金星と水星は、魚座に入る前の3月12日牡羊座8度46でコンジャンクションとなっています。
また、春分の日をこえた最初の新月である、牡羊座の新月は日食を伴うもので牡羊座9度でおこります。
牡羊座の8~9度は、牡羊座が完成に向かう度数です。
牡羊座が完成する前に、ちょっとやり直しておこう、というところです。
アイキャッチは牡羊座9度「水晶占い師」
自分の内面、意識のその下からわきあがってくるイメージに形を与えようとする占い師です。
インスピレーション、本能を信じる度数。
「これだ」と決める時に、そのインスピレーションのもとを探りにいくようです。
また、金星の逆行の終了が魚座24度37で、水星の逆行が魚座26度で終了します。
サインの最後の5度は、牡羊座の要素が少しづつ入ってきて魚座から牡羊座への準備を始める度数です。
なので、個人の才能やお金、人間関係の変化をふり返り、また次の段階に向かいます。
ちょうど、卒業・入学のシーズン。ここに象徴されるように友達が変わり、環境が変わり、学びが変わっていくのです。
チャートは、さくっとホロスコープ作成 さんでつくりました → https://nut.sakura.ne.jp/wheel/horo.html