6月27日 水星が獅子座に入ります。
これは同じ日に月と水星が重なったときの、東京でのチャートです。
この水星の獅子座へのイングレスに先立って、蟹座の新月があります。
それについては、こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/91206
「このままでいい」という安心を求める気持ちと、「このままではダメだ」という中で、現場の工夫でなんとかならないか、と苦闘するような新月でしたが、そのストレスが一気にでてきそうな時です。
水星は、情報、コミュニケーション、人間関係、スキルなどを象徴する天体。
獅子座は、「自分らしさ」を求めます。
なので、生きる喜びのない現状は我慢できません。
しかも、劇的な心を打つような表現ややり方を取ります。
その裏には、しっかりした根拠があり、リーダーシップをとる方の登場もあるかもしれません。
そうでなくても、今、声をあげなければ、もう、二度とチャンスはない、という切迫感から、やっぱり声をあげようという動きが社会的に大きくなっていきます。
「人権を侵害している」「継続可能な社会を目指す」「AIをどう現実生活に取り入れていくのか」というテーマがあると読めます。
細かいことを言えば、水星が獅子座に入る27日の夜、月も獅子座に入って、月が水星とコンジャンクションします。
そこから月が獅子座から乙女座に移動する29日の夜までは緊張感の高いときです。
天王星は牡牛座の最後のところにあります。
そして、天王星と冥王星を月がつないでいく動きとなります。
なので、ちょっと気持ちに余裕がなくなってしまう方もおられると思います。
そういう方は無理をして結論をだす必要はありません。
今のままでしばらく様子をみよう、でいいのです。
この時にできている天王星・冥王星・海王星・土星という小三角は、ここから、オープを1度だとして8月24日まで続きます。
ともに社会天体や、世代天体であり、個人では感じない方もおられると思います。
しかし、個人ではどうしようもない天体が変えていく社会、そして個人を感じる方もおられると思います。
振り返ってみると、2025年は、水星や金星などの個人天体の春分点をまたぐ逆行から、海王星、土星の牡羊座イングレス、木星の蟹座イングレスと、徐々にヒートアップしてきました。
そして、夏は天王星の双子座イングレスをきっかけとして、この先の2026年、あるいはここからの7年を予感させる動きになります。
また、7月18日から獅子座に入った水星は逆行します。
ここで、前のめりになりすぎて言い過ぎたり、デカいことを言ってもみんなの気持ちがシラっとしたり、結局、何もできないじゃん、という事の見直しになります。
なので、それがあることを前提にして熱弁をふるったり、宣言したりしましょう。
つまり、「乗り遅れるな」というあせりや、「変わらなければいけない」というプレッシャーがツラいときは、社会的な変化が個人におりてくる8月下旬までまっていてもいいと思います。
アイキャッチは月と水星が重なる獅子座1度(サビアンは1度ですが、獅子座0.39度)「活力エネルギーが、野心にかられて動員されるにしたがって、男の頭に血が昇る」
サインのもっとも純粋な最初の度数。渋谷のスクランブル交差点で熱弁をふるう男性を呪文で生成しました。
もっと熱弁をふるうようにしようかと思ったのですが、品の良さが邪魔しております(笑
2025年夏には選挙も予定されています。若者の声があがるのでしょうか。
今回、実験的にnotebookLMで音声概要をしてみました。
辰已(ブログ記事「水星が獅子座へ 2025年」から指示)、notebookLM(生成)
チャートは、さくっとホロスコープ作成 さんでつくりました → https://nut.sakura.ne.jp/wheel/horo.html