ケーブルの改札を降りたあたりで、山を振り返ります。
大山は、雨降山(あふりやま、あめふりまや)ともいいますが、
海からの風を受けて、杉の枝が揺れています。
上昇気流が発生するので、雲や雨が降りやすいのでしょう。
・・・とは、思うのですが、最初、コレを見たときは、
ああ、龍が昇って、くだっている、と思いました。
このケーブルの駅の近くにあるのは、下社(しもしゃ)です。
境内から山頂にある上社(かみしゃ)と呼ばれる、
山頂には、古代祭祀のあともある
本社、奥社のお社にも登れて、
とてもよい雰囲気を感じますが、私はこちらから参拝。
でも、最近、登る方も増えてきたようで、
「登りは90分 下りは60分」と看板がでていました。
数字の部分は入れ替えるようになっていて、
季節や、足場によっては違うのかもしれません。
上目づかいの狛犬。力強いです。
神田明神や、寒川神社の狛犬も筋肉質だったなあ。
神田明神の記事と、寒川神社の記事です。
この狛犬もそうですが、大山阿夫神社のパワーのひとつに、
なにかを断つ、とか、出発するとか、を
力強く押してくれる力があります。
下社の近くには、修験道の行場(ぎょうば)が残っていたり、
パワースポットとして紹介されている滝やお社があります。
私は、そこは、修行をする場であっても、
お参りにいく場ではないと感じたので、
一度、行ってからはうかがっていません。
ただ、こういう場もあるんだなと感じました。
また、真剣になにかと向き合って、
あるいは、浄化させる必要のある方々の場に、
軽々しく踏み込んではいけないと思いました。
そういった必要ある方、ご縁のある方は、うかがってみてください。
鳥居をくぐる前にいるのは、鹿。
エサがでている時は、買ってあげます。
今日は、お客さんも多いので、もう満腹みたい。振り返りもしません。
国家安泰、天下泰平の鳥居です。
最初、これを見たときは、細かい個人のお願いなんて
聞いてくれそうもないなあ、と思ったのですが
お山の神さまは、そうではないようです。
小田急がやる気をだして、大山のサイトが充実しています。